『聖光竜サカーイ』

モンジャール王国成立以前からこの地域では竜信仰が盛んであり多くの竜に関する神話や伝承が残っている
聖光竜サカーイもそのうちの1つで歪龍ナ・ミなどと並ぶ最も有名な竜の一柱である

神話においては太陽神として扱われ、まだ光のなかった世界に頭頂部を中心に全身から眩い光を纏って降臨し、人々を導く最初の王になったと言われている
崇められる事を好み、また好色であったとされ年に数度行われる自身を讃える祭典で人間の女性から妻や妾を探したと言われており、これをオフ・イ・ベの始まりとする説もある
人々に最も崇められ、目立つにはどうすればいいか考えたサカーイは最後に太陽になったとされている

幼い頃から竜信仰に傾倒していた国王サカイはいつの頃からか自身をドラゴン・サカーイの血を引く者だと考えるようになり、それ故王権は絶対のものだと語る