新元号予想を募る企業も出てきた。「ソニー生命保険」(東京)が今年3月、
全国の20〜28歳の平成生まれ500人と52〜59歳の昭和生まれ500人の計千人に新元号を予想してもらったところ、「平和」(47人)「和平」(19人)「安久」(17人)がベスト3に選ばれた。
広報担当者は「想像以上に、多くの人が新元号に関心を寄せていると感じた」と驚きを隠さない。

 また、ビンテージワインなどを販売する「和泉屋」(埼玉)では6月から予想企画をスタート。新元号を当てれば平成元年産の大吟醸酒(日本酒)が贈呈される。
すでに全国から400件超が集まっており、「安久」や「安成」など「安」の入った案が多く寄せられているという。

 企画した同社の栗原周平社長(47)は「平成時代は東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨など天災が多く、『次の時代は平穏に』と考える人が増えたのでは。
元号は世界でも日本固有の文化。予想を通じて、平成を振り返る良い機会にしてもらえれば」と話している。
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