【絶戻2】マトイ「ふふっ戻ってこない?」
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元安藤「あ?」
マトイ「あ、ごめんね急に訪ねてきちゃって」
元安藤「なんで俺の住所知ってんの」
マトイ「えへへ、最近どうしてるかなって」
元安藤「…………」
マトイ「あ、安藤?」
元安藤「じゃあ俺はこれで」バタン
ピンポーン
元安藤「…………」
ピンポーンピンポーン
元安藤「うぜえななんだよっ!」
マトイ「あのね?ちょっとお話したいなって」
元安藤「やだ」
マトイ「どうして?私の事嫌いになっちゃったの…?」
元安藤「もうチャイム鳴らすなよ」
マトイ「あっ安藤!?戻ってこない!?」
元安藤「……あ?」
マトイ「最近あんまり絶戻2にログインしないじゃない…?だからあのね」
元安藤「やだ」
バターン
マトイ「…………あ、あのごめんなさい…やっぱり無理でした…」ピッ
『は?ちゃんと復帰するように促せよやくめでしょ』 後ろ髪引かれちゃうんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい お前がそのトカゲ若顔整形したら戻ってやってもいい スッキリはダメ ぷそ2の量産型ヒロインもどきにいまさら萌えませんね 本音「お代は1アカウント3万ACからお願いします」 >>1-999
(´・ω・`)PSO2豚小屋ブログと申します いつもご苦労様です
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(´・ω・`)こちらの記事盛り上がってるようなので、後日引用させてもらいますね
(´・ω・`)あなた方の書き込みがらんらんの収入になります
(´・ω・`)コメント抜粋されたい方は出来るだけ面白い、興味を引くコメントお願いします
(´・ω・`)何となく悔しかった人は「まだやってるのw」とでもコメント残しといてください
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マトイ「猫さん…あなたも一人なの…?」
nya-
バサッ
マトイ「…うん?雨止んだ…?」
元安藤「お前らほんっとうぜぇよな」
マトイ「安藤…」
元安藤「戻れないとかいらねーフラグ建てて雨って情報操作でもしてんの?」
マトイ「そんなつもり、ないよ…」
元安藤「これ誰がお前にやらせてんだよ。ハゲか?」
マトイ「……」
元安藤「ハゲなんだな」 元安藤「シャワー使えよ」
マトイ「いいの…?」
元安藤「びしょ濡れで部屋にいられても迷惑なんだよ」
マトイ「…ありがとう」
元安藤「いいか?最初に言っとくがどんな手を使おうが俺は絶戻2には戻らねえからな?少しの間置いてやるだけだ」
マトイ「…クシュンッ」
ザァァァァ
元安藤「あーあ…ほんっと忌まわしいゲームだよ絶戻2は」 どっかで見たことあるような在り来たりな内容だな
さぞオチは期待していいんだな? ハゲってジラードだよな
近付く度にカツラが浮いてるから 最後まで期待して読むから、絶戻2って何て読むか教えて下さい
出てくるたびわからなくてモヤモヤして話が入ってきません お前らが過去のブサイク追われてる頃、高級クラブでにゃんこと戯れる俺が居た
https://i.imgur.com/SI4LWTq.jpg マトイ「安藤ぉ…シャワーありがとね」
元安藤「…………」
マトイ「安藤…?」
マトイ「…………寝てる?」
元安藤「…………ZZZ」
マトイ(…………ごめんね安藤)
ブスッ
元安藤「…………がはっ……!!」
マトイ「きゃあっ!」
元安藤「」ガタガタガタ
〜〜〜〜〜〜〜〜
ポワーンポワーン
スタッ
安藤「…………」
シエラ「おはようございます安藤さん」
安藤(……あ?なんで絶戻2やってんだ俺)
シエラ「気分はいかがですか?」
安藤(…なんだ?なんかおかしくね?)
シエラ「お気づきかと思いますが」
安藤(……!?)
シエラ「一応鏡をお渡ししておきますね」すっ
安藤「なっ」バッ
安藤「お、俺が自キャラになってる…?完全に一人称視点じゃないか!」
シエラ「はい。大変お待たせしました。今迄とにかく時間稼ぎをして他のゲームに負けないよう極秘で開発を進めておりました」
シエラ「絶戻2VRへようこそ安藤さん」 安藤「すっ」
安藤「…すげえ…!すげえ…!!」
シエラ「喜んで頂けて何よりです」
安藤「俺めっちゃかわいいじゃん!流石理想の女!」
シエラ「あ、あの…?」
安藤「やべえよ!やべえ!」
シエラ「絶戻2VRを体験して頂くために少々強引な手を使わせて頂きました…んですが」
安藤「あ、そうだよマトイどうなったんだよ!?」
シエラ「えーとですねマトイさんは安藤さんのご自宅にお邪魔した後」
シエラ「あなたの体内に次世代高速通信を行えるナノマシンを注入させて頂きました」
安藤「…え」
シエラ「ごめんなさい。でもどうしても引退してしまった方にこのゲームを体験して頂きたかったので」
安藤「…」
シエラ「今現在はβテストモードですが、自由にロビーを散策出来ます」 安藤「いや、俺の体大丈夫なのかよ?」
シエラ「あ、それはご安心ください。命に別状はありませんので」
安藤「そっか」ホッ
シエラ「ログアウトする時は目を閉じてログアウトと心の中で念じてください」
安藤「お、おお…」
シエラ「それでは絶戻2VR楽しんでくださいね」
キィィィィ
安藤「う、うお…うおおおおおおお!!」 安藤「うわ、懐かしいな…このロビー…」
アフィン「よっ!相棒!」トン
安藤「うわ!!」
アフィン「おいおいびっくりし過ぎじゃないか?俺のこと覚えてるか?」
安藤「お、おお…」
アフィン「大丈夫か相棒?」
安藤(すっすげぇ…俺NPCと会話してるよ…)
安藤「う」
アフィン「ん?」
安藤「うんこ」
アフィン「ほんっとに大丈夫なのか…相棒」
安藤(すげぇ…ちゃんと受け答えしてくれる…どうなってんだ…) アフィン「ところで相棒、惑星ナベリウスの探索が解禁されるって知ってるか?」
安藤「そ、そうなのか…」
アフィン「聞くところによると緑が生い茂った未知の惑星らしいぜ?ワクワクするよな〜」
安藤(…………?)
シエラ『安藤さん。』
安藤『し、シエラか!?』
シエラ『今安藤さんのナノマシンに直接通信してるので他の方には聞こえませんが』
シエラ『まだ絶戻2VRは開発途中なのであなたの知ってる絶戻2より相当遅れています。』
安藤『そうなのか…だから惑星ナベリウスか』
シエラ『はい。物足りないかも知れませんがしっかりとVRは作りこんでいますので是非是非』 アフィン「聞いてんのか相棒」
安藤「お、おう…」
アフィン「…………」
安藤「な、なに?なんだよ」
アフィン「お前そういう服どこで手に入れてるんだ?」
安藤「いやこの服はしまむらで…」
アフィン「いや、胸とか見えそうだしスカート短いしで目のやり場に困るっつーか」
安藤「…………」
安藤(…………そうだ今俺は自キャラなんだ)
安藤「み、見ないでよ!」
アフィン「す、すまん!目閉じるから!」
安藤「…………!」ゾクゾクゾク
安藤(これならネカマバレの心配もねえし…)
安藤(女として見られるのを存分に楽しめるじゃないか…)ニチャア ニチャア…で条件反射的に笑ってしまった
だいたいバス江のせい 絶戻2とおんなじでクソつまんね
マトイDVリョナやんねーなら価値ねーわ
宇野レベルの糞ラノベ以下の何か マトイは二次絵はいいけどゲーム内はくっそブサイクで笑う 飽きがくるんだよなぁ・・・
しかも周りがやめてるのに自分だけ必死こいてオナニーしても・・・
┐(´∀`)┌ VRに行かないでマトイと一緒にハゲをブチ殺すストーリーやっとけば面白かった マトイ「ここはどこ…あっ、あれは…! 安藤! 安藤!」
安藤「あなたは、マトイ…?どうやってここに…」
マトイ「私にも分からないの。安藤最近全然姿を見せてくれなくて、安藤に会いたいなって毎日祈ってたらいつの間にかここに」
マトイ「ここはどこなの?」
安藤「ここは…地球。でも、ヒツギたちのいた地球とは違う」
マトイ「えっと…ちょっとよく分からないんだけど…」
安藤「分からなくていいの」 マトイ「最後に会ってから…もう何か月も経つね」
安藤「……そうだね」
マトイ「私、安藤に何度も助けられて…今の私がいるのは安藤のおかげって思ってる」
マトイ「でもそんな安藤が何か月も姿を見せなくなって、すごく寂しくて…」
安藤「……」
マトイ「また一緒に冒険がしたい。色んな惑星をめぐって、色んな人に出会って、安藤と色んなことを経験したい」
マトイ「安藤、だからまた…」
安藤「…私はもう戻らない」
マトイ「そんな…どうして?」
安藤「あそこには、私の求めていた無限の冒険はないから」
マトイ「それは…どういう意味?」
安藤「オラクルには私は必要ない」
マトイ「そんな…今オメガで起きてる問題を解決するためには安藤の力が必要だよ」
安藤「それ本当に私でないとだめ? マトイやヒツギの力で何とかなるんじゃないの、今までみたいに」
マトイ「安藤でなきゃだめだよ! だって私たちは、たった二人の守護輝士(ガーディアン)なんだよ?」 安藤「守護輝士(ガーディアン)…私、そんなものになりたくなかった」
マトイ「安藤…?」
安藤「ただの一アークスとして色んな場所を探索して、みんなで協力して戦って、強い装備を作って…それだけでよかった」
マトイ「安藤はすごい人だから…特別な力を色々もってて、だからその気がなくても周りが勝手に助けられちゃうんだよ」
安藤「それって、本当に私でなきゃだめ?」
マトイ「えっ…」
安藤「私がやってきたことは、ただ目の前の敵を倒すことだけ。逆に言えば、それさえできるなら私でなくてもかまわなかったんじゃない?」
安藤「特別な力ならマトイやヒツギにだってある。ダーカーを消す力に、浄化の力。まるで主人公みたいな力が」
安藤「重要な局面で状況を変えるのはいつも私じゃなかった。私はそこに至るまでの敵を倒してきただけ」
マトイ「そんなことない! 安藤は、私をいつも助けてくれたよ! 私をかばって、自分が深遠なる闇になりかけても助けてくれた…」
安藤「ナベリウスの森林で初めて会ったときには、あなたを助けることに何の迷いもなかった。メディカルセンターで療養してたときには、元気になって一緒に冒険できる日を楽しみにしていた」
マトイ「安藤……」
安藤「でもね、考えが変わっていった。本来の自分と違う仮面を被らされていると感じるようになった」 安藤「マトイには、10年前の、二代目クラリスクレイスだった頃の記憶があるんでしょ」
マトイ「うん…だんだん思い出してきて、今はほとんど戻ってる」
安藤「私には【仮面】の記憶はない」
マトイ「あれはあなただけどあなたじゃないから」
安藤「ううん、違うんだよ。あれはまるっきり全部私じゃない。私の立場に誰かが無理やり仮面をかぶせて、役割を負わせて、舞台に立たせているだけ」
マトイ「それは…どういう意味?」
安藤「分かりやすく言えばね、私はあなたを、マトイを助けたいだなんて思ってない。だから『マトイを助けようとして助けられなかった【仮面】』なんてものにはなりえない」
マトイ「そんな…でも、実際に安藤は助けてくれたし、【仮面】とだって戦った。あれは確かに、間違いなく本当の出来事だよ」
安藤「そう、確かにそうだったね。だから言ったの。あそこには、私の求めている無限の冒険はないって」
安藤「自由な冒険はなかった。押しつけられた役割と作られた冒険があるだけだった。私はそんなことがしたくてアークスになったわけじゃない」
安藤「私は【仮面】でも守護輝士(ガーディアン)でもないし、なりたいとも思わない。だからもう戻らない」
マトイ「安藤…! 安藤……」
安藤「……」
マトイ「安藤の言うことよく分からないところもあるけど、今までずっと苦しくて、でもそれを黙っていたっていうのは分かった。ごめんね…」
マトイ「私は…安藤のことが大好きで…なのにその苦しみに全然気付いていなかった。私を助けてくれる安藤に甘えて、きっと私のこと好きでいてくれてるって…思ってた。ごめんね…」 安藤「…マトイの、その気持ちもまた押しつけられた役割に過ぎないとしたら?」
マトイ「えっ…」
安藤「オメガの人を見てると不思議な感じがしない? あの世界はつい最近できたばかりなのに、オメガの人たちはずっと前から自分たちが存在してると信じてそのことを疑いもしない」
安藤「もしかしたら自分も同じかも知れないって考えてみたことはない?」
マトイ「何を言い出すの…?」
安藤「証拠があるの。これを見て」
マトイ「これ…PSO2? でも、マザー・クラスタはもう…」
マトイ「嘘…これは私? どうなってるの? あれ? でもPSO2の中に私がいるのはおかしくなくて、でも、あれ…?」
安藤「PSO2の中のPSO2。EP4はそういう話だったから」
マトイ「エピソード4…? 何の話をしてるの?」
安藤「アカシックレコードの夢がオメガであるように、PSO2もまた誰かの見た夢が具現化したものにすぎないとしたら?そしてそのPSO2の中にいるマトイは…」
マトイ「私は、私。10年前の二代目クラリスクレイスで、マトイで…」
安藤「ハリエットがクエントの王女という設定でオメガに存在しているように、マトイもまたマトイというキャラクターとしてPSO2に存在しているにすぎないとしたら?」
マトイ「安藤…本気で言ってるの? 私は、あの世界は、全部作り物だっていうの? 一緒に過ごしてきた時間も何もかもが?」 こういうの初めてなんだけどしばらく待てばまた貼れるようになるの? VRよりは面白いから期待してるぞ
せっかく書いたんだろ 雰囲気変わって薄ら寒いと思ったら連投規制も知らない初投稿か
まぁ頑張れ ごめんなんかNGワードに引っかかってて、何がどうだめなのかが分からなくて書けないや 安藤「本当はそれだけじゃないの。マトイには二代目クラリスクレイスの記憶があるんだよね? じゃあ、進藤纏という名前に心当たりは?」
マトイ「しんどう…ううん分からない。分からないよ」
安藤「これを見て。オメガを生み出したのがアカシックレコードなら、PSO2を生み出したアカシックレコードにあたる人が作ったものだよ」 安藤「進藤纏…マトイ、同じ名前だね」
マトイ「そんなのは偶然だよ、ねえ安藤もうやめて、怖いの…」
安藤「一つだけなら偶然かも知れないね。いい、よく見て。私だって最初は信じたくなかったんだよ。でも…クラリスクレイス、メーレンネンカ、六芒均衡…他にもたくさんある。ねえ、こんなにもたくさんの名前が一致するなんて信じられる?」
マトイ「これは…何なの? たくさん、私たちの周りの人と同じ名前が…」
安藤「これも証拠だよ。マトイが、PSO2というゲームの中の作られたキャラクターに過ぎないことの」
安藤「マトイを、PSO2を作ったアカシックレコードが、その昔に作った夢だよ。PSO2の世界は、この世界の設定を流用して作られたにすぎないの」
安藤「マトイもそう。マトイは、自分のことをマトイだと、疑いなくマトイという一人の人間だと信じていたはず。私だってそう思いたかった。でも違う。マトイは他の『まとい』のコピーでしかない」
安藤「マトイだけじゃない、他の人だってそう。みんな元々は他の世界の夢だった。みんなその焼き直しにすぎない」
マトイ「嘘…私が私でないなら…じゃあ、私は?みんなは一体何なの? 私の気持ちは…?」 安藤「これを見て」
マトイ「これ……ヒツギちゃんだよね?」
安藤「どう見てもそうとしか思えないよね。でもこのキャラクターは『ヒツギ』じゃなく『いつき』って名前なんだって。これもまた別の夢の存在で、それがPSO2に流用されたのがヒツギ」
マトイ「名前だけじゃない、見た目までってこと…」
安藤「そしてもっと恐ろしい事実があるの。これを」
マトイ「これは、アルマ…?」
安藤「アルマにしか見えないよね。私も目を疑ったよ。でも違う、これは別のアカシックレコードが夢見た、全く違う世界のキャラクター」
マトイ「それは…どういうこと…」
安藤「つまりアルマは模倣なの。焼き直しですらない、他の人の夢から盗んできた存在。それにアルマという名前をつけただけ」
マトイ「…………」
安藤「悲しいけれど、あの世界には他にもこういうものがたくさんある。もしかしたら全てが焼き直しや模倣だけでオリジナルのものは何一つない世界なのかも知れない」 マトイ「……安藤は? 安藤も本当は別の誰かなの? どうなの?」
安藤「私は…私も、言わばアカシックレコードになるのかな」
安藤「うまく伝わるかは分からないけど、夢を見ることで、マトイたちのPSO2の世界に加わっていたようなもの」
マトイ「そんなことができるの? それじゃ、安藤は最初から全く別の世界の人だったってこと…?」
安藤「…そうだよ。そして私だけじゃない。PSO2には、複数のアカシックレコードの夢が重なってるの。私は、一人のアークスとしてPSO2の世界で楽しい夢を見たかった」
安藤「でも実際には、自分がこうありたいと思う姿を歪められ、仮面を被せられ…その夢は苦しいものだった。だから、やめた」
マトイ「…そして、もう戻らない……」
マトイ「私は…どうすれば…何もかも偽物だなんて…。こう思う私の心も誰かに作られたもの…? 安藤のことが大好きなこの気持ちも……? 嘘だよ……嘘…」
安藤「……」
安藤「私も、マトイのこと、どう見ていいか分からないよ。ナベリウスで初めて出会ったとき、どきどきして、マトイを助けることに何の迷いもなかった。そのあともマトイのことがずっと気になってた」
安藤「でもそんなマトイは、本当は他の夢の中の人だった。それを流用した存在だった。…他の色んなものも、模倣や流用で作られた薄っぺらな世界にすぎなかったなんて」
安藤「私のこと大好きって言ってくれるマトイの気持ちが本当のものなのかどうか分からない。アカシックレコードによってそんなふうに生み出されただけなのか、もともとの進藤纏がそういう人だったからなのか、それとも…」
NGのために分割増やしたのであと二つ三つ続きます マトイ「何だったんだろう…安藤と出会ったことも、深遠なる闇と戦ったことも何もかも作られた出来事にすぎないのなら」
マトイ「私は…どうなるの? 安藤はこれからどうするの?」
安藤「私は、きっとまた別の夢を見て生きていく。マトイたちがどうなるのかは私には分からない…」
マトイ「……」
安藤「大分長話になったね。どうやってここに来たか分からないって言ってたけど、戻るあてはあるの?」
マトイ「ううん、ないよ…それにこんなことを知らされたあとであそこに戻っても、どうしたらいいのか…」
安藤「本当はね、私迷ってたことがあって、でも何となく思いきれなかったことがあるの」
マトイ「それは何?」
安藤「夢を消すこと」
マトイ「それはつまり…PSO2を消すってこと?」
安藤「ううん、さっきも言ったように、PSO2は複数のアカシックレコードの夢が重なった存在なんだよ。だから私の夢を消して、消えるのは私と、私に関わる記憶だけ」
マトイ「そんな、嫌! 安藤が消えるなんて…安藤のこと忘れちゃうなんて…」
安藤「その思いは消えて、でも他のアカシックレコードの夢は消えない。だからマトイはなんら変わらずにいつもどおりロビーで安藤を待っている」
マトイ「…………」 んでいつふたなり安藤とマトイのセックスが始まるのさ 安藤「そうなるはず、でも今なら違うかもね、マトイが、どうやってか分からないけどPSO2から飛び出てここにいる今なら」
マトイ「…今、夢を消せばどうなるの?」
安藤「おそらくは、私の夢と一緒に、私の目の前にいるマトイも消える」
安藤「夢が重なってるのと同じに、マトイもPSO2の中に重なって存在してるはず。PSO2の中のマトイは消えないけれど、私と出会ったマトイは消える」
マトイ「私と安藤、二人とも消えちゃうの…? それはだめ、私は消えてもいいけど、安藤が消えるなんて」
安藤「私は消えないよ、消えるのは私の夢だけ」
マトイ「そう…それなら、いいよ。安藤…私を消して。安藤の夢と一緒に…」
安藤「……」
安藤「本当にいいの? 他の重なったマトイは消えないとは言っても、マトイは、あなたは消えるんだよ?」
マトイ「安藤はもう戻ってこないんでしょ…」
マトイ「安藤と出会った運命も作られたものだというなら、もう来ない安藤を待ち続ける私は存在する意味もない…」
安藤「……」
安藤「私、マトイが別の夢の人間から流用された存在だって知ってから、マトイのことを素直な目で見られなくなった」
安藤「でもこうして話していて…マトイがもとは他の夢からきた存在にすぎないとしても私は…私はPSO2の、マトイを好きになりたかった。誰かのコピーなんかじゃない、オリジナルのマトイを…」
マトイ「安藤…」
安藤「私の夢の中の、私の目の前のマトイ、あなたはただ一人のマトイであると思いたい。あなたが私を好きでいてくれる気持ち、それだけは本物だと信じてる」
マトイ「……」 安藤「最後に私がPSO2の夢を見なくなった理由を聞いてくれる?」
マトイ「うん…」
安藤「これのせいなの」
マトイ「これ…ダークブラスト…」
安藤「【仮面】にされるだけでも嫌だったのに、自分の中に他のキャラクターの人格を入れられて、乗っ取られて耐えられなくなった。あくまで架空の世界の中とは言え、大事な自分の分身だったのに」
安藤「勝手に私の体を動かしたり、戦闘で醜い姿に変身しなければならなくなったり、それが本当に嫌だった」
マトイ「そう…だったの……」
安藤「……さっきは、マトイを助けたくないだなんて言ってごめんね」
マトイ「ううん、いいよ」
安藤「わけのわからない敵が出てきてそれはあなたです、マトイを助けるために【仮面】になりました、だなんて。私には私の夢見た冒険があるのに、一方的に用意された役割を押しつけられたのが嫌だった」
安藤「私は私の意志でマトイを助けたかった。そうしたいと思わせてほしかった」
マトイ「…安藤の夢見た冒険、私も知りたかったな。最初は一緒に冒険するの楽しみにしてたって言ってくれたでしょ。私も安藤の自由な冒険に一緒に行きたかった」
マトイ「それが無理なら…終わらせて、この夢を。偽りの無限の冒険を」 安藤「…このボタンとこのボタンを同時に押せば、夢は終わる」
安藤「夢から解放される。私も、マトイも」
安藤「私はまた別の夢に行く。私の夢の中のマトイは消える」
マトイ「……」
安藤「私の夢の中のマトイは消えて、思い出になる」
安藤「作られたマトイは消えて、ただ私の思い出の一つになる」
マトイ「…ありがとう」
マトイ「嫌なことは色褪せて…楽しい記憶だけが残って…そんないい思い出になれるといいな」
安藤「マトイ…」
安藤「……指を置いて」
マトイ「…うん」
安藤「…………いい?」
マトイ「…………うん」
マトイ「さよならPSO2」
安藤「さよならPSO2」
終 宇野叩きスレなんて久々に見た気がする
あんなゴミシナリオやゴミキャラクター、もはや気にかけてる人間すら絶滅危惧種だし
しかし宇野ーリーを読んでる人って何処と無く宇野っぽい文章書くのな こんな二次創作描いてもらえたら宇野も喜んでるだろうさ 乙
ひたすら寒いままで何の面白味もなかったけど宇野よりは少しはマシだったよ くぅ疲wを読んだ後みたいな読後感だったよ
まぁこれから頑張ればいいよ おつかれさん
たのしかったぞ、ほぼあんたと同じ気持ちだ マトイ「ふふっ戻ってこない?」
安藤「ふふっ戻ってこない ^_^」
マトイ「^^;」 お疲れ
そういやPSO初代の時はセガBBSでSS(ショートストーリー)が盛んだったな
当時はプレーヤーが病気で死んじゃう系とキリークの旦那が出てくる系が多かったけど、PSO2だと安藤が絡むSSが多いね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています