SKIのトロマンをおっぴろげた姿が旭日旗に酷似しているとしてSEAG本社は反日デモ隊500万に包囲されていた。
張本人であるSKIとKMRはデモのスローダウンを命じられ抗議デモ隊と対峙する。

「この場を借りて皆さんに謝罪をさせていただきます、8月22日CEDECにせ・・・んっ!!」
カンペを間違えて読んだSKIのトロマンに容赦の無いKMRの25cm砲が突き刺さる。
「俺以外に謝ってんじゃねーよ、不愉快だわ」
デモ隊群集の前で二人の肛門性交が始まり、それはデモ隊をヒートアップさせてしまっていた。
すでに何人かのデモ隊はKMRインストールしかかっている。

離れた場所でそれらを見ていたHMZKはチャンスを確信した。
EP5の失敗を押し付けられ、パソナルーム送りにされる事は明白である。
パソナルームで脳髄だけを培養液カプセルに格納され、SKIに時々電流を流すボタンを押されるSGNM
その二の舞を避けるには、このどさくさに紛れ国王を亡き者にするしかなかった。

「YSOK、ちょっと僕も加勢してくるわ」
「ちょ、HMZKさん!怖くないんですか、恐れとか不安は・・・、あとイヴリダシリーズのアップデートは」
「ないです」不遜な笑みとともに即答し、HMZKは肛門性交をしている獣たちへ向かい駆け出す。
その目標はSKIのトロマンにあった。

「ドォン!」掛け声とともにHMZKは自身の強化されたメロンをSKIのトロマンへねじ込んだ。
既に25cm砲をくわえ込んでいるトロマンに追加のアップデートが加わる。
「んっ!お前はHMZK・・・!?アイイイイ、さ、裂けるってァじでぇ!」
無理矢理乱入してきたHMZKにKMRも体勢を崩す。
「邪魔だHMZK、お前にトロマンはまだ早い!不愉快だわ」

「抜いて欲しいっすか?w どいて欲しいっすか?w」
いつもとは異なるHMZKの不遜にKMRは怒りでピストンを強め、SKIは肉体の負荷に身を捩っていた。
1つのトロマンを2本の武器で攻める、この変態的行為に3人の体勢は最適な方向へ変化する。
それを見たYSOKは驚愕の声を上げた。

「あ、あれは肛門性交体位九十四.四手のひとつ『旭日』!」
その体勢はSKIの光る禿頭を中心とし、3人の手足が放射状に伸びる形、まさに太陽であった。
「アイイイイ!二本挿し、頭にビリビリきて気持ちァィイイイ!」
KMRの25cm砲による力強いストロークはもちろん、HMZKのメロンで突かれる!と思っても来ない妙なタイミング、
通称「タイキング」によりSKIの快楽は頂点に達しようとしていた。

「アイイイイ!俺なっちゃう、二本挿しでアイイ国者になっちゃう!」
「なれ!SKI、この国を愛せよ!反日は跳ね返せ!」
「日本のオールラウンダーになってもらいますw」
その時だった、SKIの頭から激臭を伴った光がデモ隊に向かって発射された。
トロマンで感じる快楽が電気信号となりSKIの脳へ到達、毛穴から漏れ出した電子は禿頭で乱反射を繰り返す。
それらが一点に集中し、高出力のビーム兵器に等しいものとなった。

「アイイイイイイイイイイ!」SKIの咆哮と共に汚らわしい光がデモ隊をなぎ払っていく。
なぎ払われたデモ隊の498万人は「光の果て」へ消え去り、残る2万人はポリゴンが欠けたアイドルのようになっていた。
「やるじゃねーかSKI、愉快だわ!」デモ隊の壊滅にKMRはご満悦、SKIは悶絶の叫びをあげ、気が緩んでいる。

(今だ!メロンを強化させていただきます!)二人を始末するため、HMZKの膨張したメロンからストライクが放たれる。
「アイイイァジデッ!?」という断末魔と共にSKIの体が爆発四散、もんじゃとなった。
メロンストライクにより体内の電流に狂いが生じ、行き場を失ったエネルギーがSKIの体を荒れ狂ったのだ。
SKIの爆発により隣接していたKMRも誘爆、もんじゃと化していた。
「やった!」と思う間も無く、HMZKも誘爆に巻き込まれて同じくもんじゃとなっていた。
メロンをホールドし爆発を防ぐプランであったが、地味な強化によりホールドタイミングが変わっていたためだ。
単純に強化するのではなく、本来の意図に沿った弱体となっているのが分かるだろう。

3人のもんじゃを目にして呆然とするYSOK、その隣に一人の男が立っていた。
「SKIの肛門性交と掛けまして、愛国者と解きます・・・」
「あ、あなたはITTRUさん!・・・そのこころは・・・!?」
「にほんが大好きです」男は瞳に涙を湛えて言った。
性悪なクラッシュバンディクーが一般人のITTRU氏に戻った瞬間であった。