せっかくなので鳴らし込みも落ち着いてきたPremium 301のインプレでも
Premium 1.2は持ってないので比較できないためご容赦ください
購入直後は冴えない音で落胆したけどほぼ1ヶ月鳴らして今はほぼ別物
ロングストロークウーファーのせいかリボンツイーターのせいかどちらも慣らしはかなり必要な感触
海外の公式ではグリルとその他を改善とあるが
ウーファーの設置位置が奥まっているのはウーファーが振幅でグリルの内側に当たるからという理由のこと
グリルの透過率も上げたとアピールしていたので無い方が音が良いのは分かってはいるが付けて使用して欲しいという印象を受けた
ウーファー部分から見えるアルミキャビの厚みは8mmとかなりエグい
グリル簡素化してコストダウンなはずが余計に金かかってないか?これ

音質はとにかくスケールがデカい、広いというよりデカい
公式もサンクリもサウンドスクエアもアピールしていたがサイズからすると圧巻でTS3の再来という表現には偽り無し
鳴らし始めがやたらと乾いた音色だったが今はどちらかというとウェット
ジャズは聴かないがR&Bやブラックミュージックは向かないかと思ったがそつなくこなす
冷淡では無いが熱くもなく、相性が悪いと平坦でやる気の無い音になるがややウェットな音色で生々しさは出る
音楽性は追求せず、正確に淡々と音階を刻むような鳴り方はドイツのオーディオフィジックやASWのスピーカーに近い印象
アバウトな感じは一切無し
色気も艶も無いが生々しさはある感じ
低域の量感が太いのは相変わらず
エンクロージャーとウーファーのサイズ径以上の低音が出るのは相変わらず不思議
当方の環境では清涼さや爽やかさやは途中から求めず(透明感はそもそも並以上なので)
何度も表現して申し訳ないがバリー・ホワイトなどのヴォーカルの生々しさが素晴らしかったのでメインのML No.26SLを繋げて肉厚な方向に振ってる
ヴォーカル、肉声のリアルさはツイーターの出来の良さが大きいのかな
総評としてはとにかく音場広めで面で迫ってくるスケール感の大きさが圧倒的で大満足でした