>>970
故瀬川氏は、ステサンの執筆者の多くが追悼文に書いたように複雑な青年時代を送っているんだな
両親は離婚されて母親と妹の3人暮らしで経済的に余裕が無く、若くしてその家族を支えてた。
定時制高校に通いながら昼間はラジオ技術編集部で仕事して生活していた。
まあ高校生がアンプの制作記事を書いてたんだから早熟で頭の良い人だったんだろうけどね。
その後、仕事仲間の菅野、山中や当時の金持ちで趣味人のマニアの影響で身の程知らずになってしまった。
オーディオの騒音で周囲に迷惑をかけ、金もないのに高額オーディオやライカを買い、
世田谷の部屋にも金使って高い酒飲んで完済する見込みのない借金を作った。
奥さん子供を顧みない生活で家族とも別れて、最後は目黒のマンションで散文を書いていたが46才で夭折してしまった。
才能もあり純粋といえば純粋だけどあまりに子供っぽい性格だったと多くの人が言ってるね。
彼の文章は面白い切り口の事もあったけど思い込みも激しいし幼稚な部分も多かった。
宮崎なんて半ば神格化して崇め奉ってるけどね、宮崎の異常な執着は気持ちが悪いな。