2017.12.28にサントリーホール「1−3−23」にてAutographの音を味わい、12.31にはクレンペラーのフィガロを堪能、昨日元旦は魔笛に浸った。

今日(1/2)は用事も午前中で片付き、再びモーツァルトタイムである。
今日は『クラリネット協奏曲(K.622)』、これしかあるまい。私のベスト盤は……
「デイヴィッド・シフリン盤(DE-3020)」
これをおいて他に無い。
次点は……
「アルフレート・プリンツ&ミュンヒンガー/ウィーンフィルハーモニー盤(FOOL-23107)
カップリングされている「フルートとハープの為の協奏曲(トリップ&イェリネク)」はこれが私のベスト盤。
この2枚があれば、私は他は要らない。

陽射しがたっぷり注ぎ揺れる公園の木々を眺めながらこの曲(特に2楽章)を聴いていると、まさに天国の調べそのもの。
19歳の時に「私の人生の終着点にしよう」と夕映えを見ながら思った音楽。余りに大切な曲なので1年に数回しか聴かない。

K.622とカップリングされている曲は「K.581」。K581は3楽章「弦のみにて奏される第一トリオ」を私は殊更愛する。
モーツァルトが書いた旋律の中でもベスト5に入る美しさなのだ。

天国の調べの後は……夕刻より「ドンジョバンニ(カラヤン&レイミー/ベルリンフィルハーモニー盤)」を聴く予定だ。
ドンジョバンニは「序曲」と「晩餐に招かれたので参った」の2曲は絶対に外せないが……
私は「今こそおわかりでしょう だれが」を愛する。
この曲は若かった頃、ヴァイオリン協奏曲にしたら素敵なのに、そう思っていたのだが、NHKスペシャル アインシュタインロマンのテーマ曲としてヴァイオリン協奏曲版として登場したではないか!
本日の最期は「そのサウンドトラック盤(APCE-5175)」で締めくくろう。
テーマ曲についで、私はトラック16「ソフィア」を好む。