>>148
2週間ぶりであろうか?あれから何度か某公園のflowerhillに出向いたが、今日は久しぶりに富士山が雲から顔を出した。
然し、薄くもやがかかり、春の到来を感じた。

アンプやスピーカーケーブルで音が変わるか否か?幾つかのスレッドで喧しい応酬が繰り返されているが、実際に聴いてみれば議論の余地は無い。
スピーカーケーブルに関しては今回は置く。
『トリオの安物の石アンプ KA-60』(1970年代の製品/ハードオフで1万円で購入)VS.『Cary CAD 300SEI』(300B→WE刻印及び88/6SN7→RCA6SN7GTに交換)である。
まず初めに確認しておくが、KA-60でも十分、現行TANNOYでは決して聴けぬモニターGoldの音で鳴る。
その視点から言えば、「アンプで音はそれほど変わらない」と結論づけられよう。
が、事はそれほど簡単ではないのだ。

【使用ソフト】
諏訪内晶子Poeme(SACD 475 6189)よりトラック1(サンサーンス 序奏とロンドカプリチョーソ)トラック8(ラヴェル Tzigane)
(1)KA-60→WE300Bに変えると、まず気付くのは『静寂感』が増す事
(2)同上、本来点音源である同軸ユニットのモニターGoldであるが、直径約5cm弱のややフワッとした音源が、『直径1cm弱のまさに点音源』となる事
(3)その結果、同上、なんとなく生音らしき音で鳴っているイメージから、2〜3m前方に『晶子さんが、いつものように、等身大で出現する』事

この『等身大で奏者が出現する事』の為に、わたしはアンプにKA-60の100倍以上の金を投資した。

単にモニターGoldの音を聴くだけならハードオフに1万円投資するだけで十分かもしれぬ。
世間一般の良識では、わたしは基地外に間違いない。