>>401
自動車のタイヤに窒素を入れるのは、純粋窒素には水蒸気が含まれていないため。
水蒸気は加圧によって液化するので、水蒸気が含まれていると温度によって圧力が大きく変動する。
よく空気の組成を見て意味がないと言っている人がいるが、あれは「乾燥空気」の組成なので、理由がわからないのは当たり前である
(「乾燥空気」の組成である理由は水蒸気の含有量がまちまちで標準が決められないため)。
いいかえれば水蒸気が含まれなければ窒素である必要はなく、各国を転戦するF1では窒素ボンベの輸送が厄介なためドライエアが用いられる。
ただし飛行機のタイヤには火災を防ぐ意味もあり窒素が用いられる。