音楽の再生機器は、アーティストが伝えたい音に対し、「低音が強めの機器」や「高域が強めの機器」が、それぞれのユーザーの好みに合わせて存在している現状について
「素晴らしい楽しみ方ではあるが、アーティストが伝えたかったものだとは限らない。(作り手と聴き手の)音楽が同じである以上、機器では色付けがあると、基本的なものが違ってしまっている。
制作側と同じ環境で聴いてもらえれば、アーティストの思いや制作者のこだわりをそのまま感じていただける」と説明。
さらに、「重要なのは、音響製品の作り手が、制作現場で作られるのがどんな音か知っていること。ビクタースタジオでは日々音楽を作っており、モニターヘッドフォンなど、プロフェッショナルの現場で使われている製品が多い。
実際に、ビクタースタジオで制作するアーティストの多くが、自身のこだわりのバランスやサウンドを、これらの機器で最終チェックしている。これらの製品を使えば、制作現場の音をそのままご自宅で確認いただける。
好きなアーティストが、どこにこだわって曲を作ったのか、どういう風に聴いてOKを出したのかが共有できる。
それが音楽の楽しみ方であり、音響製品が元来持つ役割ではと思っている。“そのまま”を届けることを、車の中まで実現しているのは、他社にはない強み。その音作りの根幹がビクターのブランド」とした。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1148539.html