その現象は、プレート側とカソード側の電流供給能力の違いですね。
プレート側は、無信号時に流れていたプレート電流の値が供給できる最大値ですが、
カソード側は、プレート側で生じるような種類の制約がありません。
但し、P-K分割回路のプレート〜カソード間電圧に余裕がない場合はカソード側もプ
レート側で生じたのと似たような現象が観察できます。