人の耳は正弦波で20Hzから20kHz程度の周波数の音が聞こえると言われています。音楽の波形は正弦波ではなく、色々な音色、波形を持っている歪波交流信号です。
人の耳は波形の違いを音色の違いと判断しているので、この歪波交流をフーリエ変換してみれば、その高調波成分は100kHz程度まであるのではないかと私は考えています。
とすると、アナログオーディオケーブルは20Hzから100kHz(=100000Hz)、何と4桁の帯域を使っている訳です。
汎用のケーブルで4桁の帯域を使用するものはまずありません。
LANケーブルでもせいぜい2桁でしょう。
音楽は単一の信号ではありませんので、この帯域全体のバランスで音を聴いていることになります。



ケーブルで音が変わらないと主張している方の中にはある1点の周波数で測定した結果に大差が無い事を理由に、ケーブルを替えても音は変わらないとの論旨を展開をされている方がいらっしゃいますが、
上記した減衰量の周波数特性のように20Hzから100kHz程度までの周波数特性を比較しないと差は議論できないと私は考えています。
また、"挿入減衰量"は、ケーブル単体の"減衰量"よりかなり大きな値となります。ポイントではなく帯域の積分値で音を聴いていると解釈すれば差を認識できると思います。
http://avctnegy.music.coocan.jp/theory/1.html

【>音楽の波形は正弦波ではなく、色々な音色、波形を持っている歪波交流信号】

【>ケーブルで音が変わらないと主張している方の中にはある1点の周波数で測定した結果に大差が無い事を理由に、ケーブルを替えても音は変わらないとの論旨を展開】

【20Hzから100kHz程度までの周波数特性を比較しないと差は議論できない】
   ↓
・正弦波では無く矩形波で測定しないと意味無し
・特定の周波数のみの測定では意味無し
   ↓
無数の倍音が含まれているホワイトノイズとかで測定すれば、
ケーブルによって周波数特性は変わる!
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&;v=Jxr8WD35_ns