吉本って他人の本にカブれやすいんだよね。

小林にカブれ、マルクスにカブれ、ヘーゲルにカブれ、小沢一郎にカブれ、大前研一にカブれ、三木成夫にカブれ・・・
きりがない。
頭の良い人によく見られるけど、吉本も、研究した相手に乗り移られちゃう。

重厚で巨大な思想家とか思われてるけど、本当は良くも悪くもとても軽い。
吉本の研究には、見るべきところはたくさんあるけど、どれもネタ元が顔を出してる。

いくら超人的な力があっても、あれだけ散漫なテーマに振り回されてると、研究を深めるのは無理だったんだろう。