>>495
>転移逆転移とか、心理学的な相補性とも関係あるかな?

 関係があると俺には思えますね。>>496に書いたことに関連させれば。内心育児にたいし
傷ついていたり、こんな筈じゃなかったと思っていたり、もう厭だと思っていたり、また旦那へ
の愛は醒めており外見上だけ母親のフリを装っていたり、いずれにせよ自己内部の傷を
失望を、または母親を演じることへの嫌悪を、或いは旦那への憎悪や殺意を悪意を、
外見上は隠したまま、心的な行為また視線として子供への憎悪や嫌悪やに表すようになれ
ば、しかも胎児乳児幼児時代に長期間それが実行されていけば、
子供の内部に負の自意識が、または世界の隅っこに追いやられていく自意識が、または
世界は悪意で固められているという自意識が、堆積するのは避けられない。

 そしてそれが、他者との関係性の中で反復していく。自分と同じようなオーラを経歴を
歴史を持っている子供を察知していき、陰湿な行為に向かうというのはあり得ると
思いますね。しかも子供にとってそれは意識的な行為ではなく無意識的な行為である。また
無意識的な引き寄せである。

 無意識的な引き寄せというのは苛める側だけでなく苛められる側も亦引き寄せられていく。
そういう周囲から視れば「?」「なんで逃げなかったの」「なんでいつまでも苛めっ子の言いなり
になってたの」「なんで自分は悪くないのに自殺するの」など色々な疑問が噴出する。しかし
これまた自殺する子供にも、自分が自死に引き寄せられていく力の根源までは視えない。

 現在マスコミで問題になっている苛め自殺の根源にはそういう構造があるのだと思ってます
けどね。