対幻想は共同幻想に対して
ヘーゲル的には安定だし
フロイト的には破壊だ

吉本は両方提示しているが
最終的には共同幻想に従属させるに至る

というのは
家族(対幻想)→国家(共同幻想)→近代国家(自己幻想)
という
日本の歴史をそのまま反映させているから
ラカンのような構造主義的自覚が足りない