『Glas』では、ページの左にヘーゲル論、右にはジュネ論が同時に展開されている
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“弔鐘(グラ)は、われわれが聞くことになるだろう弔鐘は、
 意味作用の、意味の、そして能記の終焉を告げる”

“向かい合わせに置かれた二つのテクストの、ほとんど完全な、完全以上の交差配置。
 たがいに保存しあい見失いあう画廊(ギャラリィ)と書廊(グラフィ)”

― ジャック・デリダ 「弔鐘 Glas(第1-10回)」 鵜飼哲 訳 『批評空間』 太田出版、1997-2001年、各号所収(未完)