マルクスは資本主義を分析しただけで処方箋を詳しく書いたわけではない
プルードンへのライバル意識がマルクスに市民銀行への視点を欠落させたからだ
処方箋はあくまでプルードンと(ケインズが言うように)ゲゼルの系譜にある
マルクスのした資本主義の分析が無効というわけではないが
マルクスの欠点として減価マネーの可能性に気づかなかったことが挙げられる

とはいえ、ゲゼル式減価マネーもマルクスの価値形態論の延長で思考、実現可能だ
(価値形態論を逆回転させて読めば良いのだ)