>>348
ケインズはあくまでも資本主義システムが普遍とした上で処方箋を考えていたのに対して、
マルクスはそうじゃなかったという点が違う。
ゲゼルをケインズが評価したのもケインズのその学問的フィルターが前提にあっただろう。
ただし、減価マネーは資本主義的市場経済の中で需要されるだろうか?
私的所有が支配的な社会で、持っていると損するような貨幣を自らすすんで需要する人は
少ない気がする。
減価マネーをやるとしたら、なんらかの中央集権的な強力な信用システムが市場に対して
支配的な権威をもっていないと無理っぽい。