論理にORがある。この出口にNOTを付けたものをNORという。
プラグマティズムに、NORだけで全ての二値論理ができると証明した、
パースの公準がある。
このあたりの哲学がパソコンの由来の様である。
NORは双方の入力が0のとき、1を出力する。
貴方と私の知らない世界を選ぶという感じである。

NORの片方の入力に0を入れる。すると他方の入力を反転透過して出力する。
NORの片方の入力に1を入れる。すると他方の入力を止めて、常に0を出す。
つまりNORが情報を通すか通さないかのスイッチに使える。

NORの双方の入力にNORをつける。
NORの片方の入力のNORの片方に入力にxを入れる。
その片方にaを入れる。
NORのもう片方の入力のNORの入力にnot xを入れる。
その片方にbを入れる。
xが0のとき、まずaが反転透過される。not xは1なのでb信号は止められ、
0を出す。
上のNORの入力にはnot aと0が入力され、aを出力する。
つまりaが透過された。xが1のときは逆にbが選ばれる。
ここで、三つのNORでセレクターができた。

aをベン図xの外の値、bを内の値とすると、集合xができた。

後はこれを多段にすると、多入力のランダムアクセスの
プログラム・カウンターを持つ、大きなメモリー空間となり
、カウンターを順に動かすと、初期的なパソコンになる。

そして存在論のクワインの方法で最小化され、やがてパソコンになる。