以下のように和辻哲郎に言わしめたらしい。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/24302/1/論叢論文7(松本).pdf

人生という舞台を越 えて、人間は一体いかにあるか、この問題に関しては、
私は波多野精一氏の宗教哲学の示 すところに全く同感である。
倫理を越えるものとしての人間存在の問題については、
諸君、 どうか波多野氏の著作を読んでくれたまえ。