【イスラム哲学】井筒俊彦を読む [無断転載禁止]©2ch.net
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井筒と司馬による「二十世紀末の闇と光」という対談は、
イスラムとモンゴルの話。
・『井筒俊彦全集 第10巻 意識の形而上学』
・『井筒俊彦著作集 別巻 対談鼎談集・著作目録』
・『司馬遼太郎 歴史歓談』などに収録 1258年にモンゴル軍がバグダードに侵攻して、東西の文明が衝突した。
トマス・アクィナスやエックハルト、ゾーハルのモーシェ・デ・レオンの時代。
チベット仏教を信奉していたフレグ(チンギス・ハンの孫)家はイスラムに改宗し、後に国教にもする。 その過程で、仏教とイスラムは相互に影響し合ったという。
大乗仏教は、真如というメタフィジカルな実在原理を中心に据えるものだったが、
大日如来という宇宙の絶対者を持つようになる。
イスラムは、元は生きた神の宗教であったものが、
この時期より、アッラーが真如のような理念「真理(ハック)」として、
あるいは華厳的な光のイマージュとして捉えられるようにもなった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています