仏教とは因果応報である。そして科学も存在の因果を認識することである。
重い恒星が超新星爆発を起こした破片が地球になった。
地球には陽光が照らし森が生まれた。森には猿が生まれた。
猿は進化して人が生まれた。人は家を造る。家々は村になる。村は町に発展する。
町は都市に発展する。都市群は国家を形成する。国家群は交易をする。
この星、森、猿、人、村、町、都市、国、交易の機序は因果である。
この因果は順に、自然科学、人文科学、社会科学に整理される。
人は因果のここにいる。仏の因果応報はそれを教化する。