>>973
アベノミクスというのは、政府が発行する大量の国債を日銀が買い取って、その資金で株を買うという、いわば通貨の大規模発行。
よく後進国の政権が破れかぶれでやるやつと同じ。

通貨を大量発行しても、インフレが激しくならなければ、たいして問題はない。
ただ、その通貨で株を買うから、株式市場だけは高値安定となる。
株が高ければ、その株を所有している企業などの業績は名目上いいということになる。

しかし、株の評価はあくまでも評価であって、現金ではない。
多くの企業が現金に替えようとして株を売れば、株は急落する。

問題はそれだけではない。
上場株の過半はアメリカ、中国などの外国投資家が所有している。
日本政府が株を買えば買うほど、外国の投資家が儲かるというという妙なことになっている。