この世界は巨大コンピューター内の仮想現実
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
この世界は巨大シミュレーションゲームで 我々はAIだという米国学者もいる どこか別に本物の現実世界があり ここはそのホログラフィーにすぎない 先頃アメリカで放送されたテレビ番組『Closer To Truth』では、各界の著名人が登場してこの「シミュレーション仮説」についての考察を語っている。 番組の司会を務めるのは企業コンサルタントで投資家で脳科学者でもあるロバート・ローレンス・クーン氏だ。 彼もまた『The Mystery of Existence』などをはじめ宇宙論や存在論についての著作も多い、この問題のエキスパートである。 そのクーン氏が今回、各方面の識者に「この世はフェイクですか?」と質問したのだ。 番組の中ではまず、英・オックスフォード大学のニック・ボストロム教授が、“フェイクな世界”を「技術的にとても進んだ文明によって、豊かで微に入り細に入り作られた人間シミュレーションソフトウェアなのです」と説明している。 ボストロム教授のこの「シミュレーション仮説(Simulation hypothesis)」は我々以外にも知的文明が存在することを前提にしていることになるのだが、この説に立脚すれば次の3つのシナリオのうちのひとつが真実であるというのだ。 1、ほとんどの文明は技術的に成熟する前に絶滅した。 2、十分に成熟した技術を持ったほとんどの文明はシミュレーション装置を作る興味を失った。 3、我々人間は実際にコンピュータ・シミュレーション上で生きている 今後人類は、超高度なシミュレーションソフトが作れる技術水準に到達する前に絶滅してしまうのか、それとも今後じゅうぶんな技術力(シンギュラリティの超越)を獲得するもののシミュレーションソフトを作る意欲を持たないのか、 あるいは現在すでにコンピュータ・シミュレーションの世界で生きているのか、いずれにしても心中穏やかになるものではなさそうだ。 もしすでに我々がシミュレーションの世界の住民であるのであれば、そのシミュレーションソフトの“作者”は、我々には存在すら感じられない超越的な存在であることになる。 我々人類は、水槽で飼われている観賞魚のようなものなのだろうか……。 AIに主観性は備わらない、水槽の中にいるのは全てモノだ >>539 哲学が既に2000年以上前に過ぎ去った地点 結果考えても無駄、わからないから唯物論に至る訳だ 目に見え、触れるものの中で生きて行けば良いんだよ 結局仮想現実の中で生きているなんてのは神様が世界を作ったという 宗教観と何ら変わらない 学者も宗教や迷信が好きだから真剣に楽しんで遊んでるんだよ 君等みたいな無知な馬鹿と違って分かった上っで楽しんでいるんだよw ぎゃはははははははははははははw なんでその“作者”もシミュレーションの世界の住民かもって 発想しないの? 階層を一回しか遡らない理由は? >>543 楽しんでるという割には、妙に必死だな(笑) テンパってくると この世界は仮想現実である って言う奴いるよね 何の病気なんだろう この手の話ってプログラミングのいたとか言って話せばいいのに 哲学的には嘘じゃなく本当に二千年以上前に終わってる話だし 実際AIとかSFも神話からネーミング取ってるだろ シミュレーションなら実際自分で組んでやってみればいいやん でもそういった事は全くできない無能で話も理解できないから 実にレベルの低い曲解した妄想を垂れ流すだけ 本当馬鹿にされる為に態々書き込んでいるとしか思えないんだがw >>551 わかった、わかった、ご苦労さん!!(笑) 人類は永遠には続かないだろう。 いずれにせよ、人類は宇宙から消えることになるだろうが、その前に詳細なまで鮮明な人間としての体験をエミュレートできる十分な計算能力を集めようとするかもしれない。 哲学者や物理学者は、すでにそれがあり得るかどうか考え始めている。 我々はコンピュータシミュレーションの中にいて、経験する現実はただのプログラムの一部なのかもしれない。 現代のコンピュータ技術は非常に洗練されており、量子コンピュータの到来で、さらに洗練されていくことだろう。 より強力なマシンで、我々は完全な生命体(人間でさえ)を含む複雑な物理システムの大規模シミュレーションを実行することができるだろう。 しかし、どうしてそこでやめるのか? その考えはそれほど馬鹿げているわけではない。 ある哲学者は、我々がコンピュータハードウェアの最終的な複雑さを認めるなら、我々は既に「アンセスター・シミュレーション」(人間の過去の仮想施設)の一部である可能性が高いと主張した。 その一方で、原子核物理学者らは、あらゆる科学的なプログラムは仮定を単純化しているという考えに立ち、この仮説を検証する方法を提案している。 もし、我々がシミュレーションの中に生きているなら、その考え方は、これらの仮定を検知するための実験に利用できるだろう。 しかし、これらの論理的かつ実験結果の見方として、我々が違いを見分けることができず、シミュレーション内に生きているという可能性を残している。 確かに、提案されたシミュレーション実験の結果は、可能性としてシミュレーション世界に住んでいないことを説明できるかもしれない。 とはいっても、疑問が残る: 我々はシミュレートされた人生を生きているのか生きていないのかどうかを知る手段はあるのだろうか? 私たちを取り巻くあらゆる物には確たる現実感が伴っているように思える。 しかし、この世界が超高度なシミュレーションなのではないかと疑う科学者の数は増えている。 このシミュレーション仮説を巡る議論はここ数年大いに熱を帯びていたが、 アメリカの天体物理学者ニール・ドグラース・タイソン氏はこの議論に終止符を打つべく、 あるいは少なくとも実際に検証する方法を明らかにすべく、専門家に声をかけた。 私たちを取り巻くあらゆる物には確たる現実感が伴っているように思える。 しかし、この世界が超高度なシミュレーションなのではないかと疑う科学者の数は増えている。 このシミュレーション仮説を巡る議論はここ数年大いに熱を帯びていたが、 アメリカの天体物理学者ニール・ドグラース・タイソン氏はこの議論に終止符を打つべく、 あるいは少なくとも実際に検証する方法を明らかにすべく、専門家に声をかけた。 アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市にあるアメリカ自然史博物館では、毎年、アメリカを代表するSF作家アイザック・アシモフの追悼記念討論会(アイザック・アシモフ・ディベート・シリーズ)を開催している。 パネリストの1人、MITの理論物理学者ゾホレ・ダブディ氏は、「数的シミュレーションとしての宇宙の制約(Constraints on the Universe as a Numerical Simulation)」という論文の著者である。 論文で論じているのは、もしこの宇宙がシミュレーションであるならば、シミュレーションであれば必ず伴う性質に起因して存在する、ある予測可能な物理的制限を計測できるはずという説である。その制限が発見されれば、私たちの世界は現実ではないということになる。 これについて怖くはないかと問われたダブディ氏は、「ちっとも。むしろ楽しくなるアイデアね!」と返答した。 「クォークの動きを観察すれば、それを司るルールは完全に数学的なことが分かりますよ」と発言したのは、同じくMITの宇宙学者マックス・テグマーク氏だ。 彼の疑問は、同じ疑問を抱いたゲームのキャラクターは、いずれ自らの住む世界が完全に堅牢な数学的世界であることを発見するのだろうかということだ。 メリーランド大学の理論物理学者ジェームズ・ゲーツ氏は、シミュレーション仮説を信じたくはないが、数学的にはそう思わざるをえないと話した。 数年前にクォークとレプトンに関する等式を解いていたとき、ブラウザが機能するコードを発見したという。 「クォークとレプトンと超対称性について研究していたのに、なんでまたそんなものが等式の中に? それでマックスのような人たちの頭がおかしいわけじゃないと気づいて慄然としたわけです」とゲーツ氏。 ちなみに世界がシミュレーションであるという説と、宇宙がホログラフであるという説は別物なのだという。 ホログラフィック原理は、薄い、振動するヒモから宇宙の重力が生まれたと主張する。 そして、このヒモは、単純で、平な宇宙の中で発生する事象のホログラムなのだという。 また、空間体積についての情報(人間や彗星など)については、平な宇宙の”現実版”の中に隠されているとする。 例えば、ブラックホールでは、落下したすべての物体が表面変動の中に完全に保持される。 これはちょうどチップの中のコンピューターメモリのようなものだ。 より広い意味において同理論が示唆するのは、宇宙全体が”宇宙の地平面に投影された2次元構造”、すなわち映像に過ぎないということだ。 この場合、遠くにある地平面で働く物理法則を理解することが、現実を知ることにつながる。 >>548 テンパってるのは、ここではお前ひとりだ(笑) それにしても、なんで、そんなに必死なんだ? >>551 2000年前にシミュレーション仮説なんか、有るわけないだろ。 コンピュータがない時代の人間のアタマに浮かぶ発想ではない。 どこまでバカなんだ、つける薬がないな(笑) 世界があまりにも数学的かつ整然とできていること。 それが、シミュレーション仮説の大きな根拠になっている。 その点に関する解釈が、鍵をにぎっているようだ。 数学は人間が創り出したものであり、宇宙が数学的に見えるのは、人間の意識の投影であるという考え方もある しかし、それは19世紀の思想。 量子力学や、超ひも理論がすべてを変えた。 >>566 その通り。 君は無知で愚かで貧弱な発想力と想像力が無いから反論すら出来ない馬鹿なんです。 哀れなほど滑稽にみんなからバカにされ続けて生きていくしかないんです。 ぷっw >>573 いや、少なくとも、お前よりは確実にアタマが良い(笑) 量子論も超ひもも、数学的にしっかりできる、計算できるやつなんてひとにぎり。 そういうことを言語化してくる過程に様々な妄想がくっついているんだよ。 現実を数学的に記述できることと、それが仮想シミュレータの証拠はまったく別もの。 最先端の天才も一般常識がないどころか、ある種のキチガイみたいなもんも混ざったいるから、 まぁ好き放題いっているよ。 人間の文明が進化したから コンピューターやらの概念が生まれただけでしょ? 昔の人はこの世界が仮想現実やら コンピューターやらの概念は無かったわけだし 現実は現実なんだよね 自分:没個性化されたレス↓[] 投稿日:2017/12/08(金) 10:35:36.98 米大使館員「脳に異常」医学的に未知、深まる謎 12/8(金) 8:51配信 【ワシントン=海谷道隆】多数の在キューバ米大使館員が昨年後半から今年8月にかけ、 何らかの外部からの「攻撃」で体調不良となった問題で、脳内に異常が確認されたとの診 断結果が6日、明らかになった。 AP通信が報じた。医学的に未知の異常といい、犯人も不明のまま事件の謎は深まる ばかりだ。 米政府は、体調不良は外部からの攻撃によるものと断定。緊急要員以外の職員を帰国 させ、在米キューバ大使館職員15人を国外退去させるなど、外交問題に発展している。 キューバ政府は犯行への関与を明確に否定し、米連邦捜査局(FBI)の捜査情報などの 開示を求めている。 体調不良を訴えた職員は24人。大半は回復し、職務復帰しているが、一部は治療中 とされる。診断した医師らによると、脳の神経組織の一部に異常が確認された。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00050035-yom-int >>574 だったらそろそろ知性を見せて頂戴w あひゃひゃはやはyっはyはふはうあいういwwwww ヴぁああああああかwww しょうがないね。 人をバカにしてる時が一番幸福なんだから。 いい加減俺を狂わせるのは辞めてくれ給え。 お馬鹿さん。 そろそろ教養なり知性をみせてくれないと興奮のあまり発狂してしまいそうだ。 >>581 なぁ 早く俺に知性をみせてくれよぉ〜〜〜 まちくたびれちゃったよぉおwwwww ぎゃはははjかddjdhくぉjhiuhqiuhrihoquh;oqwwwwww >>576 いや、それは昔の人を見くびりすぎだ。 古代インドの哲学者たちは、この世が仮想現実だってことに、とっくに気づいていた。 そうだよ プラトンだってイデア界が本当の世界でこの世は影に過ぎないって言ってるしな でもこの馬鹿は馬鹿すぎて本すら読めない馬鹿w しかもよんでも理解出来ない程の能無しだから迂闊なこと言って更に馬鹿にされたら恥ずかしいと言って何もまともな事が言えない程の馬鹿wwwwwwwww 楽しいいイイイイッッッッッッw >>584 ぎゃはははw ほれほれなんか言ってみろ チンカスwww ぎゃははってキモいよね よく恥ずかしくなくいれるな ニュートン力学の時代なら、まだ、「自然現象を、人間が数学的に解釈すれば、こんなふうになるんですな」ぐらいに言っていられた。 でも、時代は変わったんだな。 量子力学や超ヒモ理論のおかげ。 この宇宙の創成には、あまりにも高度な数学が使われている。 「この宇宙を創造したのが何者かは分からないが、どっちにしても、よほど数学に強い奴なのは確かだな」ということになってきた。 宇宙に数学は無いけどな 数学自体に何の作用も無いからね^^; この宇宙は、明らかに、高度な数学の技法を駆使して創られている。 数学なしで、自然に湧き出てくるようなものではない。 世界がどうやってできたかは知ら無いし 確証なんて何もない 神様が作った可能性もあるし シミュレーション世界の可能性もある ただ分かっているのは減少をそのまま理解できないから 愚かで盲目な人類は数学を用いて仮初の真理を作り上げて生活を向上させている 結局自分の理解の延長戦に在るモノを夢見るのは古代から変わらない 神が自分に似せて人を作った 人類が用いる数学を用い世界を作った 人は何時まで経っても愚かな部分があるんだろうね 君の妄想を読む限り 罠というよりそうするしか有限な人類には術がない 愚かで浅はかだと自覚した上で生きていくしかないんだ 光を秩序にしている限りは外宇宙の事は永遠に分からないだろう 光を秩序、数学を術とする我々は、永遠に、水槽の中… 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいている。 無限につめ込むと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 物理学者たちが唱える「シミュレーション仮説」というのは、「この宇宙のすべては数学でできている」と言い換えても意味は同じだ。 量子力学その他を研究すればするほど、彼らは、「この世は、高度な数学の技法を駆使して構築された仮想空間だ。 こんなものが、自然発生的に湧き出てくるはずはない」と確信するに至った。 数学的宇宙仮説 (mathematical universe hypothesis, MUH) とは、マックス・テグマークによって提唱された、 物理学および宇宙論における思弁的な万物の理論 (TOE)である。 究極集合 (Ultimate Ensemble) とも呼ばれる。 テグマークの唯一の仮定は、数学的に存在する全ての構造は、物理的にもまた存在するというものである。 すなわち、「自己認識する下部構造(人間のような知的生命体)を含むだけ複雑なこれらの[宇宙]においては、 [彼ら]は自身を物理的に'現実の'世界に存在するものとして主観的に知覚する」ことを意味する。 その仮説は、異なる初期条件、物理定数、または全く異なる方程式に対応する世界もまた現実であるとみなされるべきであることを示唆する。 テグマークは、その仮説は自由パラメータを持たず、観測論的にも排除されていないと主張する。 そして、オッカムの剃刀の基準からすると、他の万物理論よりも、この仮説は好ましいと論じる。 彼は、意識的な経験は物理的な"'現実の'"世界に存在する数学的な"自己認識する下部構造"の形態を取るであろうと示唆する。 その仮説は人間原理およびテグマークによる多元宇宙理論のカテゴリー化(レベルT〜W)に関連している[4]。 インペリアル・カレッジ・ロンドンのAndreas Albrechtは、この仮説を物理学が直面する中心的問題の一つに対する"挑発的な" (provocative) 解決策と呼んでいる。 彼は、それを信じていると大胆に言い切ったりはしていないものの、われわれが見ているすべてのものが全て存在しているという理論を構築するのは事実上極めて難しいと言及している。 ニック・ボストロム氏のシミュレーション仮説はあくまで「仮説」ですが、宇宙に関することを知れば知るほど、数学的な法則に基づいているように見えるのもまた事実。 討論会に参加したマックス・テグマーク氏は、マサチューセッツ工科大学で宇宙論を専門としている物理学者で、数学的に存在する全ての構造は物理的にもまた存在する」 という数学的宇宙仮説の提唱者でもあり、「もし我々がゲームキャラクターなら、世界のルールはコンピューターのコードが反映されたかのように完全なまでに精密であり、 数学的であることを理解できるはずです」と語りました。 すべての学者がシミュレーション仮説を受け入れているわけではなく、同席したハーバード大学の理論物理学者リサ・ランドール氏は 「はっきりとした蓋然性(見込み)に基づいていません。そもそも、なぜその高度な存在が我々をシミュレートしたいと考えるのかが分かりません」 と語っていて、シミュレーション仮説があり得る可能性を「事実上、ゼロです」とばっさり切り捨てました。 しかし実際のところは、我々が実在する世界にいるという証拠は何もないものの、シミュレーションではないかと思わせる証拠はいくつもある、 とニューヨーク大学で哲学専攻のデイビッド・シャルマース教授。メリーランド大学の理論物理学者ジェームス・ゲイツ氏も、 物理学者である自分を納得させるだけの証拠がそろっていると語っています。 もしシミュレーション仮説が有効なのであれば、我々は永遠の命と復活、宗教の領域で語られる部分の扉を開くことになる、と示唆したのはゲイツ氏。 これは、もし我々がコンピューターの中のプログラムなのであれば、コンピューター自体が壊れない限り、プログラムを再度実行することができるという考えから来ています。 シミュレーションだとして、実行しているのは誰なのかという部分については「特に幽霊などではなく、別の宇宙の若いハッカーでしょう」と語ったのはシャルマース氏。 人間は、「スーパーマリオブラザーズ」でマリオがどれぐらいジャンプできるのかを操作できても、「私がマリオ世界の神だ」とは思わないのと同様、その何者かも自分が神だとは思っていないだろうという考えです。 仮想現実か否かなんて、人間の頭脳で解き明かせるわけない 仮想現実だと思えば、仮想現実だし 現実だと思えば、現実 それでOK いまいちばんオリジナルな物理学者、マックス・テグマークが導く、過去・現在・未来をたどる驚異の旅! 物理学、天文学、数学をもとに、著者は大胆な仮説「数学的宇宙仮説」――私たちの生きる物理的な現実世界は、数学的な構造をしている――そして、究極の多宇宙理論を展開します。 一般的かつ革新的な科学を用いて、著者はこの誰もが驚く理論をやさしく説明し、さらに科学者としての人生を決定づけた栄光と挫折をも語ります。 人間とは何か? あなたは時間のどこにいるのか? 人間は、取るに足りない存在なのか? 多くの科学者、数学者から称賛を集めた、まったく新しい万物の理論! 「素粒子論はなぜわかりにくいのか」(吉田伸夫)を読んで、 「物理学者の多くは、現象を記述する唯一の科学的な方法は数式による表現だと考えている。数式で表される内容を具体的なイメージを伴う別の何かで言い換えると、正確さを欠くばかりでなく、本質的な誤解を招くのではないかと心配する。」 という箇所に共感を覚えた。 一方、本書には、 「私の最も過激かつ異論が多いとみられる考えについて説明する。それは、究極の実在は純粋に数学的である、という考えだ。」 とあり、前者を鵜呑みにするのも良くないと思い、この考えに至るまでの過程をもう少し丁寧に追ってみたいと思った。 マックス・デグマークさんの本を読むと 宇宙は数学により記述可能というにとどまらず、「宇宙は数学的構造である」ということです。 例えば高校物理的な力学だと現象を数学で表現しているだけだから前者の段階ですが、突き詰めて素粒子のレベルになると、もはやそれは何かからできているのではなく、数学的な記述自体がソレであるとしか言えなくなる。 ここから、現にある(実在する)のはモノではなく数学的構造だという発想になります。 つまり、「宇宙が数学によって動いているように見えるのは、人間が創り出した数学を通して 宇宙を見ているからなのである」というように言えたのは、ニュートン力学までの段階。 量子力学になると、「素粒子とは何か?」という質問に対して、数学でしか答えられない。 それ以外の具体的なイメージとかでは説明のしようがない、純粋に数学的構造。 もはや、存在そのものが数学。 数学的な存在でしかない。 結局のところ、「物質というのは、数学でできてるんですな」ということになってきた。 これが、シミュレーション仮説の根底にある。 数学だけでは宇宙を記述できない。 関係しか記述できないからだ。数式が勝手に計算されることはない。 勝手に計算される機構を数学内部にみいだせればよいのだが、なければ外部から導入するしかない。 数学という「系」の中にたったひとつの「矛盾」があればよいのではないかと考えている。 世界を数式に置き換えることはできる、同じように言葉で世界はこうだと説明づけることはできる だが世界は言葉じゃないだろ >>629 だから、それが、上でいう「ニュートン力学の産物、19世紀の思想」なんだっての。 アタマが固いな。 こっちは、お前の言ってることくらい、とっくに分かってるんだよ。 それを前提というか、スタートラインにして話をしてるんだな。 まあ、その手の話も嫌いじゃないので、別にいいんだが(笑) 世界が数式でも言葉でもよい。 問題はそれを「語るもの」あるいは「語るられる」ということだろう。 自発的に語られねばならない。 そのためにはなにが必要なのか。 語られるものが自分を語る。エッシャーの世界だ。 他人のアタマの悪さに怒ったところで仕方がないので、話を続ける(笑) 【論文要旨】宇宙は数学ではない/『「数学的宇宙」へのいくつかのコメント』 一行で言えば? 宇宙は数学だ!という説があるけど違うよ。 どんな背景なの? この論文は『数学的宇宙』という考え方を批判したものだ。 数学的宇宙とはこの世の根源はすべて数学的構造により還元できるという考え方だ。 数学的宇宙仮説をとなえるTegmarkは、最初に外的実在仮説(External Reality Hypothesis/ERH)からスタートする。 これは「完全に人間と独立した外的な物理的実在が存在する」という仮説だ。 次に、数学的宇宙仮説(Mthematical Universe Hypothesis/MUH)を展開する。 これは「外的な物理的実在とは数学的構造だ」というものだ。 数学的宇宙仮説は外的実在仮説を真剣に受け止めた結果だという。 完全に人間と独立した外的世界の描写は、物理的対象の性質なしの純粋数学的構造となるからだ。 さらに、様々な数学的規則性が自然には存在し、その結果、すべての可能な数学的構造を持ったマルチバースが存在するとTegmarkは論じている。 著者はどんな主張をしているの? Tegmarkは間違っている。 なぜそのような主張をしているの? Tegmarkは外的実在仮説を自明としているが、妥当な論証がなく論点先取だ。 数学的宇宙仮説においては、三つの問題がある。 一つ目は、外的実在仮説は数学的世界ではなく物理世界にコミットすることだ。 プラトンのイデア論は物理世界は幻覚であるとしてこの問題を片付けるが、Tegmarkは数学的構造から観測された内容が創発するとしている。 しかし、物理的性質は数学的構造で現せないこともある。 例えば、古典力学においてのHamilton-Jacobi methodでは調和振動となるか非調和振動となるかは物理的システムの選択により決まる。 三つ目の問題は、完全な実在を描写するためには人間から独立した言語を必要とするとTegmarkが論じていることだ。 しかしながら、ほとんどの動物には数学について限定的な能力しかない。 数学は観測者依存的な言語であるかどうかという問題は経験的な問題であり、原理的に解けるものではない。 経験においては、数学を人間の構築物としたほうが確からしい。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる