0012考える名無しさん
2018/10/11(木) 02:42:18.770である。この論文の中で、ヴェーバーは、西洋近代の資本主義を発展させた原動力は、主
としてカルヴィニズムにおける宗教倫理から産み出された世俗内禁欲と生活合理化である
とした。この論文は、大きな反響と論争を引き起こすことになったが、特に当時のマルクス
主義における、「宗教は上部構造であって、下部構造である経済に規定される」という唯物
論への反証としての意義があった。[14]
注14:ドイツの哲学者カール・レヴィット『ウェーバーとマルクス』
マックス・ヴェーバー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
「宗教は上部構造であって、下部構造である経済に規定される」―マルクスのこの有名な
命題は、すでにウェーバーが崩していた。