あと、LGBTはマイノリティーのような括りで語られるのだけど、本当に
この人達はマイノリティーと呼べるのかが疑問。昔からそういう傾向の
人らはカミングアウトしないだけで大勢いただろうし、文学者であれば
三島由紀夫や折口信夫の同性愛とか有名で、フーコーもそうだけど、
別に極端に少数なグループという訳でもないだろう。勝間和代のような
世代さえ、カミングアウト出来るようになった。つまり、普通の存在に
なりつつあって、マイノリティーと呼べるかは疑問。障害者についても
同じ。障害のある人間なんて世界中に幾らでもいるし、むしろ、生涯を
通じて障害と完全に無縁でいられるような人間こそ、真のマイノリティー
だろう。

思想家であれば、せめて、このレベルで考えていかないとね。