「〜にあたふ」は、仏語で表現するなら、"meriter qch"であり、「(何)に
値する,(何)を当然受けるべきである」(クラウン仏和辞典)を意味する。
つまり、「(賞賛や報償、または非難や罰など)にあたふ」振舞ひをする
ことで「〜をあたへられる」。この受動態の「〜をあたへられる」から
導かれた能動態が、「〜をあたへる」である。