じゃあ、また再帰的に最初に戻って、最後に少し改めてまとめる。

無限大に無限小(∞×0)を掛けると、どんな値になるかを考えてみる。

0 = 1/∞ なので、 ∞×0 = ∞/∞ = 1  ← これが一般的な答え。


ただし、無限大の方が強いか、無限小の方が強いか、両者が均衡しているかの
いずれかによって、 [1,∞,0 のいずれかの解]となる。

ディラックのデルタ関数の文脈でそれを考えると、無限大∞と無限小0は
均衡していると考えらるので、

無限大∞ * 無限小(1/∞) = 1 となるだろう。


無限小0の方が強い場合は、無限小0への収束への力が無限大∞に勝るので、

無限大∞ * 無限小(limx → 0) = 0(無限小)


無限大の方が強い場合は、無限大∞への発散への力が無限小0に勝るので、

無限大∞ * 無限小(limx → 0) = ∞(無限大)