ヘーゲル弁証法だとアンチノミーからアウフヘーベンが生じるけど
プルードンやキルケゴールは(それぞれ違う意味合いで)アウフヘーベンなんて嘘だよと言ってたはず

で、>>210にある「バランスをとる」というのはプルードンの穏健的革命派を象徴する特徴だ
エドマンドバーグの影響を受けた保守思想家メッテルニヒが「力の均衡」をウィーン体制の理念として掲げたように、
プルードンも時代の「急進的な変化」を災いの元として、「均衡による安定」や「変化の軟着陸」を主張したので
彼はマルクスからいわゆるプチブルのうんぬんと敵対されたわけだ(個人的な逆恨みもあるだろうけど)