証人たちはキリストによって選ばれているので、
サタンの世から嫌われるということになる。
真の宗教は世の人である親族からも反対を受けて当然である。
組織は前もって「聖書を学んで組織に入ると周りから反対が起きるよ」と予告する。
研究生が聖書研究を始めると身内や友人から「そんな変な宗教やめておきなよ」と言われる。
すると「あの予告はやっぱり本当だわ。
周りが反対するからこそ真理である証拠だ」と信仰を深めてしまう。
(佐藤典雅 「カルト脱出記」)

これが洗脳の全部だよなぁ
「カルト思想への批判」を「カルト思想の正しさ」へと変換するフィルターを、
被洗脳者に被せることが。
このオペレーションが完了した瞬間に、もう洗脳は解けないものになる。
そして何年、何十年、場合によっては一生に渡って、
被洗脳者の人生を毀損し続ける。