せっかく、資本主義を相対化する海外での良きアイディアの一つとして
「五つ星運動」をあげているのに、完全スルーだもんな、笑えるよ。

貨幣や資本の自己増殖運動の道具に、今度はAIなどが使われてきている。
上手くAIを使えば、BI(ベーシックインカム)の財源にあてられるかもしれない。

マルクスは、生産手段を持たない賃金労働者は、工場などの生産手段を持つ
資本家に搾取される運命と構造にある、と述べていたけど、まさしく
派遣切りなどで分る通り、そうした賃金労働者はそうした脆い状況の中にいる。
だから、中流以下に、BIのようなバッファ―を用意しておくことは、雇用形態が
非資本主義的な安定したものへと変わらない限り、望ましくもあるだろう。

あと、消費に依存しない脱消費社会というのも環境保全や持続維持可能な社会と
フィットしやすいので、少し考えてみるのもいいだろう。環境にも負荷を
与える使い捨ての消費文化をやめるということだ。「五つ星運動」にある
ダウンシフトはそういう観点だろう。