スターリンの時代は皮肉なことにソ連がいちばん経済的に成功していた時代だろう?
CIAおよびポール・サミュエルソンらによれば、日本に次ぐ経済成長率を誇っていた。
イギリスやアメリカも経験したことがないね。
ソ連政府は労働者間のかなりの賃金格差を公式に認めていた。
スターリンの時代はかなり不平等だったんだよ。いまの中国やアメリカと大差ない。
教育が普及し熟練労働者が増えるにつれて格差は縮んでいき、崩壊間近では日本並になっていた。
ソ連の国民の多くはソ連の崩壊を望んでいなかった。
ソ連崩壊後の調査でも「ソ連が崩壊しなかったほうがよかった」「そのほうが損をしなかった」と
答えた人が過半数に及んでいる。