https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181107-00000019-jnn-soci
日立製作所でパワハラ労災認定「人生狂った」

日立製作所の20代の男性社員が、上司からの暴言や長時間の残業で精神疾患を
発症したとして、労災認定されていたことがわかりました。

 「長時間労働を正直につけた(申告した)ところから標的にされ、頻繁に『ばか』とか、
『物を知らない』、『辞めちまえ』と言われるようになった。会社や一部管理職のせいで、
人生設計が狂ってしまったことにくやしい思いがある」(当事者男性 20代)

 日立製作所に勤める20代の男性は3年前、富山県にある子会社に出向し、
工事現場の施行管理監督をしていました。現場は工程が遅れるなどして100時間以上の
長時間労働が続いたほか、上司から椅子を蹴飛ばされたり「ばか」「辞めちまえ」などの
暴言を繰り返し言われるようになったということです。

 出勤できなくなった男性は「適応障害」と診断され、今年1月、富山県の労働基準監督署
が労災認定しました。発症1か月前の時間外労働時間は145時間にのぼっていたという
ことです。

 日立製作所は「重く受け止め引き続き従業員の健康管理を徹底していく」とコメント
しています。(06日21:22)