矛盾はいろんな意味で使われてるから混乱するよね。
マルクス関連で使われるパターンは、
・一つの事物の内部に含まれる一方の要素が他方の要素の発展を妨げてる、対立してる。両者は成り立たないからそれが運動・発展の契機になる。みたいなイメージ。

また、論理の話に関しては…、
事物の発展運動を形式論理学で表そうとすると「矛盾」として表現されるということ。
例えば、A=A、A≠Bは形式論理の範囲では正しい。だが自然を観察すると
光には粒子の性格と波の性格があることがわかり、これを形式論理で表現すると
「光は有体物であり有体物ではない」というように"矛盾”として表現される。

形式論理学は一定の範囲では有用だが、事物の運動を正確にとらえようとすると
限界がある。だから弁証法的論理学が必要になってくる。という流れ。