増田聡@smasuda
上野千鶴子の祝辞オレは評価する派ですけど、一日経っても賞賛反論混じった議論を巻き起こすアジェンダを設定したのは
さすが稀代のアジテーターやなと思う。あと議論がインテリ圏内にきっちり限定されそれ以外にほとんど及んでないのはさすがで、
反論するほど本人の意図が達成される仕組みになっている
学生さんに学んでほしいのは上野千鶴子のゆうてる内容もそうですがそれ以上に、この祝辞自体がパフォーマティブに遂行しているような、
適切な時に適切な機会で適切な言葉を発して周囲を操る「言葉の技」やねん。それが下手くそで辞任させられる政治家とかサラリーマンとかこの世にはほんまようけおるで
まあゆうたらそもそも人文学つうのはこういう「適切な言葉を適切な機会に発する」能力を養成する学問だったわけです。
今やその目的が見失われて変にサイエンスを気取った結果「役立たず」に落ちぶれてますが、オレはそういうの育てるつもりでやってます(成果は上がってない)