朝鮮哲学
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
朝鮮思想史を概観すると、思想の純粋性をめぐる激烈な闘争が繰り返し展開されてきたことがわかる。
思想闘争は政治闘争と直結し、その様相は朝鮮時代の儒教や、解放後の韓国と北朝鮮のイデオロギーに典型的に見られる。
そしてその思想の純粋志向性はやがて運動となり、国家や共同体の成員の肉体的生命を超え「朝鮮的霊性」が燃え上がる――それが現代の韓国・北朝鮮の激烈な思想運動にもつながってきた。
朝鮮思想をできるだけ客観的に捉え、全体を俯瞰するはじめての試み。 第1章 韓国哲学の道
第2章 元暁――韓国仏教のルーツ
第3章 知訥――至誠を尽くしても砂でご飯は炊けない
第4章 花潭・徐敬徳――ヒバリを眺めて年を送る
第5章 晦斎・李彦迪――論争を通じて性理学を根づかせる
第6章 退溪・李滉――人が馬を行かせるのか、馬が人を行かせるのか
第7章 栗谷・李珥――王様の上には民衆が、民衆の上には米が
第8章 霞谷・鄭斉斗――わが心こそ万物の理致
第9章 燕巌・朴趾源――激動の人生を歩んだ北学の父
第10章 茶山・丁若ヨウ――土地は、農民にあらずんば所有すべからず
第11章 現代における韓国哲学 ドイツ哲学も英米哲学も終わった
これからは朝鮮哲学だ 『朝鮮思想全史』 小倉紀蔵、ちくま新書 (2017)
朝鮮思想史を概観すると、思想の純粋性をめぐる激烈な闘争が繰り返し展開されてきたことがわかる。
思想闘争は政治闘争と直結し、その様相は朝鮮時代の儒教や、解放後の韓国と北朝鮮のイデオロギーに典型的に見られる。
そしてその思想の純粋志向性はやがて運動となり、国家や共同体の成員の肉体的生命を超え
「朝鮮的霊性」が燃え上がる―それが現代の韓国・北朝鮮の激烈な思想運動にもつながってきた。
朝鮮思想をできるだけ客観的に捉え、全体を俯瞰するはじめての試み。
第1章 朝鮮思想史総論
第2章 神話および「古層」
第3章 高句麗・百済・新羅
第4章 高麗
第5章 朝鮮時代1―朱子学(性理学)
第6章 朝鮮時代2―「実学」、陽明学、儒教以外の思想
第7章 朝鮮末期および大韓帝国
第8章 併合植民地期
第9章 朝鮮民主主義人民共和国
第10章 大韓民国 『人物でみる韓国哲学の系譜―新羅仏教から李朝実学まで』
金教斌、金明順 訳、日本評論社 (2008)
韓国に哲学があるのか??教え子の質問に衝撃を受けた著者が構想10年、
誰もが予備知識なしに読める韓国伝統哲学の入門書。
思想家を中心に韓国の思想をわかりやすく書いた一冊。
第1章 韓国哲学の道
第2章 元暁―韓国仏教のルーツ
第3章 知訥―至誠を尽くしても砂でご飯は炊けない
第4章 花潭・徐敬徳―ヒバリを眺めて年を送る
第5章 晦斎・李彦迪―論争を通じて性理学を根づかせる
第6章 退渓・李滉―人が馬を行かせるのか、馬が人を行かせるのか
第7章 栗谷・李珥―王の上には民衆が、民衆の上には米が
第8章 霞谷・鄭斉斗―わが心こそ万物の理致
第9章 燕巖・朴趾源―激動の人生を歩んだ北学の祖
第10章 茶山・丁若〓(よう)―土地は、農民にあらずんば所有すべからず
第11章 現代における韓国哲学 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています