それは、社会で生きにくさを感じていることが「発達障害」の徴とされ、
問題は、社会の組織化の側(命令指揮系統)ではなく、生きにくさを感じる
自己の側にあるとされるのだからね。それで、組織にうまく適合している
とされる他人は、できる限り、善意により援助の手を差し伸べる立場あり、
生きにくさを感じている自己の側は、それに感謝すべきだ、という構造が
成立する。