反出生主義は、不幸を始め、なにかを防いでいるという事実を確認できないし、
何より防ぐという行為を行ってはいない。

例えば、子どもが横断歩道を渡っているところに
車が突っ込んできたので、サッと抱きかかえて事故を起こさず事なきを得た。
このような行為を「不幸を防ぐ」と言える。

反出生主義は、せいぜい安全運転してますアピールか、もしくは子どもに注意!の看板役。
これは「不幸を防ぐ目的」で行うもの。

しかし出生はその100%が事故のような類ではないので、
看板役とするのも不適当ではある。
過激派を例に言うなら、ここをわたるなー!と妨害してくる不当な交通整理マンだろうか。