人類滅亡後の倫理に関する議論で、思弁的実在論からでてきた祖先以前的言明が役立つかもしれないので書いておく

祖先以前的言明とは、カント以降の相関主義の立場をとると、主観(人類)の存在しない過去の科学的事実(ex.地球は約46億年前に生まれた)に、全て「私達にとって」を付け加えなければならなくなるという主張

要するに、主観が存在しなければ我々は世界を認識できない以上、主観が存在しない世界について考えても無意味というのが、哲学における相関主義者の立場