https://news.yahoo.co.jp/articles/0da29b90728df4daf05d824fd5d1d83f075e4808

「借金は踏み倒すものでしょう? 皆さん、シャンパンでお祝いしましょう」

瑠麗氏の夫である三浦清志氏が代表を務める同社だが、瑠麗氏がこの場にいたのは、
自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」(以下「山猫」)のオフィスも兼ねているためである。
表向きには、瑠麗氏は夫の会社とは無関係だと装うが、トライベイの社員たちは、
瑠麗氏の呼びかけに従ってグラスを傾けたのである。

「あの日は、和歌山県の太陽光発電事業のために借りていた資金の返済期日でした。
トライベイは東京のリース会社J社から、開発費として15億円の融資を受けていました。
しかし開発は滞り、資金を返すめどは立っていなかった。
周囲は『どうやって乗りきるのか』と見守っていましたが、
清志さんが選択したのは『無視する』ことでした」(清志氏に近い関係者)

冒頭の瑠麗氏の発言は、こうして当面の苦境を脱した夫への祝福だったのである。

「瑠麗さんはよく『カネは借りたもの勝ちだ』というようなことも言っていた。
お金を借りるまでは下手にでるが、いったん借りてしまえば、
その後は『私が返してあげなければ、貸し手が困る』くらいに考える。
同じような発言は清志さんからも聞いたことがあります」(同前)