カント哲学を卑俗な観点で述べるならば、それは馬鹿分類器としての機能を果たしていると言える。なぜなら、カント哲学は、抽象的な思考プロセスの集中と持続を要請するものだからである。

これとは反対に馬鹿の特徴は、彼らが具体性を好み、現代的なものを好み、分かりやすい感覚的なものや即物的なものを好む、などが挙げられる。松本がどうこう騒ぐのもこうした馬鹿のクラスタに属している


つまり、彼らはその一生の間普遍について考究することは一度としてなく、現代の一過性のトレンドに右往左往するだけの愚民や愚昧のままその人生を無駄に終えるのである