ただし、まるで底なしの力のように見えて、どうしようもない初期設定というか、仕様が実は存在する。それが男/女である。

カントも『人類の歴史の憶測的な起源』で、人類の起源はなぜ"一組の夫婦"だったのか?と憶測的な推論を述べている。

レイ・カーツワイルの『シンギュラリティは近い』では終始よく分からない夫婦の人形劇(女性が質問し、男性が答える。という形式の)が挿入されているが、それは"仕様"として必要だという考えであったのか?

まぁ、この辺だ。「それでも初期設定は必ず必要だ。」という話。