分出公理では力不足なので、現在は置換公理に置き換えられいますね。
ラッセルやカントールのパラドックスが一応は「解消」できているように
みえるけれども、いまだそれが正しいかどうかの証明はできていない。
公理的集合論では置換公理以上に強力なものが必要かもしれないし、
強力すぎても困ることになりかねない。
ZFCよりも、内包公理の復活が望まれている。
概念によって集合を作り出すことができるからだ。
内包と外延の問題は、主観と客観の問題でもあり、
意識のハードプロブレムにつながっている。