この定理の本質をアナロジーで説明すると
競争的メカニズムは多数の目で商品やサービスの価値がチェックされるので
その価値が誤って判断されたり誤って伝わったりする可能性を小さく出来る
つまり多くの目でチェックするので誤魔化せないということ

共産主義は商品市場も労働市場も全否定するので
多数の目によるチェックということ自体ができなくなる
そこで商品やサービスの価値を偽装する者が現れた場合にこれに対処することが不可能になるし
なによりも独裁者が商品やサービスの価値に関する広範な情報を得ることが不可能だから適切な配分が行われることはとても望みようがない

このことを数学的に厳密に証明する定理が
情報効率性に関する厚生経済学の基本定理なw