KDDIが新料金プラン導入、還元額は今期200億円に
http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKBN19V09F?il=0

田中社長は、新料金プラン導入による収益への影響について「今期で200億円くらいの還元額になると見積もっている」ことを明らかにした。

新料金プラン導入による解約抑止効果などもあり、実際の減収額は200億円よりも小さくなる見通しだ。今期の業績予想には織り込み済みという。

現在、携帯電話会社の料金プランは、毎月の通信量が高い代わりに、端末を安く購入できる端末価格と通信料が一体となった料金プランが主流となっている。

だが、この仕組みは端末価格の割引き原資が限られるMVNOの普及を阻害する要因となっており、総務省や公正取引委員会が問題視している。

こうしたなか、NTTドコモ(9437.T)は6月1日に端末価格と通信料を事実上分離するプランを導入したが、対象端末は価格が安い2機種にとどまっており、対象端末の拡大が課題となっている。

auの新料金プランは基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載の全端末を対象にスタートする。田中社長は「安い端末限定にするとプランが広がらない」と語った。

「iPhone(アイフォーン)」を提供する米アップル(AAPL.O)とも現在、協議中という。