高市総務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年7月14日

KDDIの新料金プランの導入の受け止め

問:
 私からもう1点よろしいですか。すみません。先日ですね、KDDIさんが、月々のデータ使用量にぴったり合った、かつ、これまでよりも平均で2割、最大で3割料金が安くなるという新しい料金プランを発表されました。

どちらも、ぴったり合うという部分も、引き下げるという部分も、総務省のこれまでの行政目標を反映した形になろうかと思うんですけれども、大手からこのような料金プランが出始めているということについて、大臣の受け止めについてお聞かせください。

答:
 去る10日に、KDDIが、スマートフォンの新たな料金プランを発表して、本日から提供を開始すると伺っています。
 
このプランは、「端末購入補助がなくても、通信料金を最大3割程度値下げして、利用者の方々の料金負担を軽減すること」、
また、「実際に利用したデータ量に合った料金が自動的に適用される仕組みを作り、ユーザーの利用実態に対応する工夫がなされている」ものでございます。
 
大手携帯電話事業者におかれましては、通信料金負担を軽減させる動きが続いていまして、各社のご努力の成果、また、市場競争を総務省としても加速させてきた成果が出てきた現れと受け止めています。
 
各社の新しいお取組の影響は、これから検証していく必要があるでしょうが、スマートフォンの料金負担軽減を求めておられる利用者のお声は根強いものでございますから、
総務省としては、今後ともMVNOを含めた競争を加速して、更なる料金低廉化を促してまいりたいと思っております。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02000604.html