The Lamb Lies Down on Broadway / Genesis
文字数の関係でタイトルに「眩惑のブロードウェイ」を入れる事は出来ませんでしたが許して下さい。
評価が人によって結構変わる印象のあるこのアルバムですが、とにかくRaelの冒険について語りましょう。 IN THE CAGEはガブ期ジェネシスのピークかも・・・
まずこの曲から聴いてもワクワクする。
ライブバージョンは更にハイテンション神演奏。 Live In Wembley、フィルのドラムがすごいことになってる
Riding the screeとかテンション高すぎて鳥肌たつわ ヽ. l. l l. / .:::::::::::::::
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┘ ∧_∧ 从从
( ) Bishi / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_/ ヽ (⌒) < THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY
⊂二 へ ヽノ レ-┐ \______________________
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/ _ ノ  ̄`ー‐---‐′
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ヾ,;' ゝ‘,,ェ)
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JJ ジェネシスの歌詞には様々なキャラが登場するけど
このアルバムにも総動員してて面白い
主人公ラエル自体が掴み所のないキャラだから飽きない
それを演じるピーターも圧巻 とにかく完全版のライブ映像が見たい。ブートレベルではなく。でも無いんだよね・・・? ブートDVDRで映像を何曲か観たけど
プロショットもあるし、まだ捜せばありそうだけどね
ザ・コロニー・オブ・スリッパーメン〜アライバル
ラエル:
流れる雲のように彷徨う独り旅の果て こんな過疎地に来てしまった 此処の住民達と付き合うことになろうとは
連中は互いに抱き合いながら近付き 間抜けな仕草で俺を誘う 「Helley!」
粘着した瘤だらけの体と顎まで裂けた唇 ゴムのように捩れた手足で俺を迎える 「宜しくな」
握手しようと触れても濡れて滑り挨拶にならない 希望の欠片も見出せない俺に彼は微笑んでいる
スリッパーマン:
「君と同じように俺達も愛を知っている 容姿で判断してはいかんよ 君も俺と何ら違いは無いんだぜ」
ラエル:
俺が?あんたと同じ?まさか!
スリッパーマン:
「脇が甘いな 君の判決はまだ下っていないぞ 早くブラザー・ジョンに面会するんだ」 ア・ビジット・トゥ・ザ・ドクター
スリッパーマン:
「スリッパーメンの地に来る者に理屈などない 悩み相談なら元スナイパーのドクター・ダイバーを訪ねろ
彼の鞭で君に付いたウインドワイパーもスッキリだ」
ラエル:
ではジョンを連れて ドクターとマーブルテーブルの元へ
ドクター:
「宜しいかラエル、これで問題解決だよ」
ラエル:
「ぐずぐずしないで早くして!」 俺自身のタイマーが進んでしまう レイヴン
番号を黄色いプラスティックチューブに仕舞う 注意書きには「指が疼いても我々の漬け汁なら安全」
怪しい雲行きの空から巨大な黒い鳥
烏は慄く俺の手からチューブを奪い取る あの黒い鳥を追わなくてはならない
「大変だジョン すぐに行こう 独りじゃ無理だ 一緒に行くよな?」
でもジョンは言う:
「また始まったのか戯言が 罠に決まってる
治療を受けて良くなったと思ったら お前は何時ものキレ捲り 俺はこの大事なポーチを手放したくないんだよ」
ラエル:
ジョンは俺を置いて行ってしまう 呆れられても仕方ないけれど もう少し構って欲しかったのに
スリッパーマンの苦しみを俺もしているのか 足が持つように祈りながら必死に走る
烏はスピードを落とさず地下道に入る トンネルを抜けると俺はチューブが落ちて行くのを見る
崖から急流に呑まれて流されて行く 流されて行く・・・ 黒い鳥って、精神錯乱的なお話でよく登場する気がするけど
なんか特別な意味合いがあるのかな メッセージ性とか言葉遊びとか
色んな解釈が出来ると思うけど
主人公がメンヘラなのも当時の自国状況を指してるのかも Liveだとwaiting roomが全く別物だな
スタジオ盤もこっちにして欲しかった その舞台が思わせ振りでもある。
ブロードウェイに憧れて、
一旗上げようとしてるわけでは決してないだろうし。
こっそりと街を徘徊しながら、
ペンキスプレーで名前を書いて回ってるという。 最初の曲とカーペット〜の2曲しか登場しない子羊は、
主人公の保険に近い存在ではないかと。
ディスク2の9曲目での、最初の曲のリプライズではもう子羊はいなくなって、
何も頼らず自己解決する決意表明をしてる。
さあラエル、ジョンを救え! CDだと1枚目がアルバムストーリーの起承に
2枚目がの転結にそれぞれ合った歌詞と曲になってる感じだね
リリーホワイトリリスから展開が急に派手になって来て目が覚める ブロードウェイライブのブート盤で、歌詞に出てくる例の「黒い鳥」が、
録音したテープを奪い去っているジャケットのがある。
未だに公式で完全版が発売されないせいか、何とも皮肉っぽい。↓
Hogweed 14 8/12/74
http://www.bluesnaggletooth12.com/boot-imgs/hw14cover.jpg
http://www.bluesnaggletooth12.com/boot-lamb.html
⌒V⌒
. . θ
(ノ'A`)ノ
( )
, , , , / > waiting roomってピンクフロイドの狂気の中のon the runのパクリ? 最後の曲のギターがかっこいいと思ったんですけど
スタイルカウンシル? あれ? あのアコギってハケットが弾いているの?
それともやっぱりトニー? 俺、ラエルがスプレーガンで子羊の絵を描いていると解釈してる
もしかしたら他の色々なものもラエルのらくがきかも? 問題作とかいうなよな
最高傑作だろブロードウェイは 最近、中古CD屋が減ったせいかブックオフに紙ジャケが売られる時代になったみたい。
眩惑のブロードウェイ(2SACD+DVD)が2950円で買えるんだもん、感謝だ。
さあ、初ジェネシスだ! 初ジェネシスがブロードウェイ???
まずは、怪奇、狐、売英、聴いてからの方がいいと思うが...
>>457
気にいちゃったんで、トレスパス〜静寂の嵐までを大人買いしてみた。
これでやっと今まで聴かず嫌いだったGENESISを堪能できる。
問題はフィル期をどうしようかという・・・Bestで十分かな? >>458
素晴らしい大人買いと思うぞ。
そし3以降はまあ好みで。視聴して気に入れば買うがよし、気に入らなければ
ジェネシスは静寂までとしておいても概ねOK。 >>458
次はハケット ソロの spectral morningsでしょ
半年くらい前にブロードウェイのレコードを買ったけど、プレイヤーの方が不調で、今日ようやく聴けた。
いやぁ、最高だなほんと。
最新のリマスタリングCDも良かったけど、ちょっと硬質気味なのが惜しいと思ってたんだが
レコードで聴けてやっとこのアルバムを堪能し尽くせるようになった。
この音はこう聴かせたかったのかー! って分かって感涙ものだ。
できればフォックストロットも欲しいところ。
ウォッチャーやサパーズレディがどう聴こえるのか……。 >>462
アナログ世代じゃない人?
レコードあるけどプレーヤーは押し入れにしまい込んであるので聞けないわ
また出してきてレコードで聞いてみたいもんだな 458
3人も買った方がいんじゃね?
アンダートゥ〜ビッグジムのバラッドは最高だぜ アナログGenesisは当時アルバムによってだいぶ音質に差があった。
特に輸入盤 後期は比較的統一されていたけど、Lambあたりまでは聴いてみないと
わからない状態。最近気がついたけど、Selling Englandは断然LPがいい!
カートリッジの工夫も要るけど、CDに慣れた耳には別物に聞こえる。 >>460
それも良いけど
ジェネシスっぽさが残るファーストも良いと思うよ 初めて全訳見ながら通しで聞いたけど最後ビビったな
まさかジャケットにオチがあるとは
でも結局結末は訳見てもわからん
関係ないけどトミーも最後どうなったのかわからんかった ドラムスの音作りは失敗だと思う。これではせっかくのフィル・コリンズの演奏も台無し。誰だプロデュースしたの。 >>471
確かに改めて考えるとそうかも。酷いってほどでは無いけど旨味はあんまり出てない録音だな
後のヘンツェルの録音とかは凄いよね >>472
ドラムスを録音した部屋の残響音が入り過ぎてて、ドラムスだけデモテープみたいなサウンドなんですよね。 まさか、この紹介文って著者が書いてるんじゃないよね?
だとしたら恐ろしく文才がない 細かく解説されたマニアックな内容
分析がされていてなかなかおもしろかった >>748
興味はあるんだがHMVでクソ本扱いされてたので買おうかずっと迷ってる QuadropheniaもWallもTommyも映画化されたのに、このLambだけは、当時の
オペラブームの中で映画化されてないんだよね。
あまりに前衛的過ぎて、出資者が現れなかったのか?製作者が難しく、観客が
つかないと判断したのかちらりとも話にも聞かない。でも俺は想像でよく
このアルバムを聞きながら映像を思い浮かべた物だけど。 来月にこのような本が出るようなんですが…2万円台はちょっと高いような気が。
おそらく当時のステージ写真を集めたようなものではないでしょうかね??
(このリンクからちゃんとたどり着けるといいのですが)
Genesis The Lamb Lies Down on Broadway: The Ultimate Record
http://www.amazon.co.jp/Genesis-Lamb-Lies-Down-Broadway/dp/099293690X/ref=sr_1_26?ie=UTF8&qid=1412700333&sr=8-26&keywords=the+lamb+lies+down+on+broadway >>483
アマゾンのリンクを貼るときは、右側にある「シェアする」をクリックすると
以下の固定リンクが表示されるのでそれをコピペするといいですよ
http://www.amazon.co.jp/dp/099293690X >>484
483です。アドヴァイスどうもありがとうございました。
思い切り検索したまんまのリンクを貼ってしまって...。
お恥ずかしい限りです(ー ー;) >>482
ぜひ映画化してほしいよなぁ
当時は無理でも今なら映像化できそう
ラエル役は名倉とかで そういえばSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandという当時の人気の
バンドをそろえて作ったどうしようもない駄作の映画もあったなあ。
客入りがあまりにも悪くて、参加バンドの多くが黒歴史にしたものだ。
成功したというとザナドゥーくらいか?でもアルバムは売れたけど、
映画はひどかった。客入りもどうだったのか? 結論はアルバム企画の映画を作るのなら、
思いっきり製作者が自分の強引な解釈で作ってしまった方がいいということ。ケンラッセルは
すごかった。 今頃になって、子羊解体新書のことを知った。
後編出ないんだ。。。残念。。。 >>488
The DIGのジェネシス本で、
著者が、「全然反応がなかった、大赤字だった」って言っていたね。
自費でやるにしても、そりゃあモチベーション落ちるわなあ...。 >>489
宣伝不足、残念だがそう言う事で。
作者も知らず、サンプルも見てないのでは買えなかったですよ。
調べたら、ダイジェストでもblogで公開していたのかなあ?
置いてそうな店にも暫く行ってないし。 イタリアの友人がブロードウェイツアーのローマ公演をそっくりそのまま自分で撮影した8mmフィルムを持っているんだけど、いかんせん、音声がない・・・。 >>492
えええ、それは凄い。
音声だけなら他にもありそうだし、ある程度以上のクォリティで撮れてるならオフィシャルに連絡するように言ってみたら?ひょっとしたらリリースされるかもよ >>492
おおっ それは是非見てみたいのねん
DVD版のおまけにはいってる紙芝居しか見たことないもんで >>491
ネットに主な内容説明、見出し載ってるよ
自分は買った。ものすごく細かい解説でおもしろかった。 ラムの歌詞とピーターのソロの歌詞のテイストが違いすぎて萎える。
文学的な意味ではラムに勝るソロ・アルバムはないのではないだろうか? Lambはヒプノシスのジャケットがよくない。ストーリー理解をかえって阻害してる。
また写真の人物がプエルトルコ人? これはどうも・・・・・ 親しみ易い人物だといいんだけれど。 ハケットがラムに不満たらたらだったって初めて知った。
そう言えば印象に残るギターソロがあまり無いかも。 >>498
ピーターに消されたんだよ。
ピーターは他のメンバーがスタジオから帰った後、
ハケットやバンクスのソロ・パートを消して、自分のボーカルをダビングしていた。 ソロの上に自分の声を重ねたってこと?
でもインスト曲多めなのにギター目立たないな。 例えばCarpetCrawlersのLiveを聞いていてもGablielはスタジオのような高音部は出せないでいる。
そこをPhileに代替してもらってるんだけど、Vocalistとしての実力は
もしかしたらFox,Poundあたりでピークはきているかも知れない。でもひとりが
声音を使え分けて演技をして落語のように語っていく技はやはりPeterしかできない。
このわざは本作Lambの最も注目されるところだなあ。その後のPhileひとりでは苦しかった。 >>502
Soの25周年ツアーは一時期よりも声出ていた。
今なら、再結成できないことはないかも。 今の頭と体型でレエルの格好されてもな・・・
想像してくれよ。
腰くねらしながらin the cageを歌っているところを。 ダイエットは必要だな
Big Timeでmy belly is getting bigger
と歌っているのを見て、なんだかなあと思った ブロードウェイには拘らないから、再結成してくれないかと 幻惑プロードウェイの冒頭のピアノ旋律、ほんとに美しく個性的かつ複雑怪奇だな
バンクスが作曲したのかな?
当時のバンクスは鬼才だった・・ 美しいという表現があたっているのかわからないけど、このオペラのストーリーに
則った緊迫感が最初から表現されてる。かなたからせわしないピアノの旋律が降ってわいた様に
降りてきて、ベース、ドラムが入ってくると録音がピアノの音をセンターにとどろく。
ピーターのボーカルが入る頃には、いつの間にかこの異空間に聞き手が陥ってしまう。
冒頭のキーメロが実話終盤のメロの種旋律になるというのも、当時のプログレのお約束。 しかし、この恐ろしく芸術性の高い作品をクリエイトした時点のこいつらって
平均年齢22才くらいなんだろ?
俺が情弱なのかもしれないが・・今現在の22才でこんなの生み出せる奴って存在してないだろ、世界的にも 雑誌PROGの最新号の表紙は幻ブロ時のジェネシスだよ。 俺の記憶違いかもだが、大昔のフィルのインタビューで、幻惑プロードウェイのプロットは、狐のリリース前に既に進行してたみたいだな in the cage のキーボードソロがスラスラ
弾けたら気持ちいいだろうな・・・ ラザフォードのベースも、このアルバムのプレイが最良だと思う。 ラザフォードさんの音楽センスっていまいちよく分からない・・・ >>502
ジェネシス時代は、やり過ぎな感じがすることがある。
高音はSoくらいから徐々に出なくなってくるのが残念だが、
年々表現力は増してきていると思う。
ちょうどバランスが取れているのは、やっぱりSoの頃じゃないか? ピーガブの最高傑作はメルトなんだろ?
作家としてのピークもそのへんだね ピーガブ、バンクス、ラザフォード、、この辺りは頭良い富裕層の子弟だね
育ちや頭の良さが音楽的発想にプラスに作用している例だな >>519
富裕層が頭がいいというヘンテコな論拠、こいつよほど両者に僻みがあるようだな。
身近にモデルでもいて、よほどの屈辱でも味わったのかな? ラザフォードなんか、働かなくとも毎年億単位の地代が転がり込んで来る富豪の出自らしい
ロックビジネス界にキャリアを求めたことで、相対的に貧乏になったと本人が言っていた
ロックアーティストとして世界的な成功を納めたにも拘らず・・ >ロックビジネス界にキャリアを求めたことで、相対的に貧乏になったと本人が言っていた
イギリス人ってぇのは、ユーモアのつもりでそういうこと(本当かどうかわからないこと)
言って人を煙に巻くってところがあるからねw >>相対的に貧乏になった
これはピーガブ在籍時のインタビュー発言だから、まんざら嘘でもないだろ
ピーガブ、バンクス、ラザフォードはまじで実家金持ちだぞ
英国社会上位2%の上流及び中産階級の財力は日本における富裕層の比じゃない 少し関係書物を読めばわかる事だけど、血統をさかのぼっていくと、今の英国王室というのが
そもそもその起源をたどると随分怪しいものなんだけどね。「高貴」というのは後ずけでね。 ピーターの1stソロアルバムを聴いて、ラムとの
あまりの違いに愕然とした記憶がある。 >>526
作曲クレジットが羊まではすべてGenesisだったから、作曲の中心はピーターだと思い込んでいたよ。
ソロ1stを聴いて、誰が作曲してんだ?と思ったな。
トリックのクレジットで、ようやく判った。 >>527
Firth Of Fifthとかラザフォードだったっけ