【HOCUS】FOCUS/フォーカス【POCUS】
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>>721
あの曲はカッコいいと思われるか爆笑されるか微妙な曲だよな。
ギターはカッコいいんだけどヨーデルで確実に笑われる。 >>722
ニコ動画で、5万回再生されている
歯笛と湯沸しケトルの音が同じだって! マリリオンが悪魔の呪文をライブでやっていたな
オランダのライブだからかな、アンコールで
あの部分はヘタクソだったが、演奏は完コピー >>709
ちゃっかりリマスターされてるよ、必要最低限しか弄ってないけど
個人的にはリマスターもいいけどアノニマスのデュレーション直して欲しかった
あれラスト部分がなぜかCDだとハウスオブザキングのイントロ扱いなってんだよ
ボックスをPCに取り込んだが、1stはデュレーション修正のついでにジャケを本国初期盤、曲順はニュージーランド盤にしてみた
>>726
あのカヴァーはヨーデル以外は良かった、あれを素でやれるのは当時のタイスだけだw FOCUSを知らない友達が呪文の動画初めて観た時はてっきりコミックバンドだと思ったらしいし。 Philip Catherineの幻のソロアルバムがCD化されたね。
メチャかっこいいジャズロックだった。 今上映中のベイビードライバーでhocus pocus使われてた
熱いシーンでなかなかマッチしてたよ Motherは出た当時違和感を持って受け入れられたんじゃなかったかな?
このバンドの魅力の一つは、Pierre van der Lindenが叩くトンタカして武骨で、デコボコな
楽曲だったと思う。Motherはドラムが変わり、当時流行のフュージョンに寄って行ったんで、
滑らかになってしまった。でも楽曲が魅力的で、じわじわと良さがわかってくる。
この時期プロモツアーでは旧曲とどんな差別ができたんだろう? してないのかね?
表面的には別バンドのようになってしまったんだから。 ハンバーガーコンチェルトのラスト
満を持したのごとく鳴り響く
アープシンセがたまらなく好きだ。 元旦のEテレのジレンマとかいう討論番組で
hocus pocusが長めに使われてた boxの音質ってk2hd盤と比べてどんな感じなの? 聴いてる感じでは音量音圧がK2HD盤より少し低い程度だよ
Con ProbyとFocusがリマスターで手に入る点でBOXは買い、今は少し値上がりしたっぽいが
ただ(これはK2HDもだけど)1stのアノニマスのデュレーションの間違いは未だに直っていない >>736
k2hdと比べるとBoxは低音と高音の上がった所謂ドンシャリの音
中音域が引っ込んでいるが、ボリュームを上げれば重厚な音に聞こえなくもない
どちらが良いかは好みの問題
(嫌いな人にはアタックの弱いぼやけた音に聞こえる)
Focus Con Probyと『青い旅路』(Focus)を持っていなければBoxは買いだが
h2hdの買い換えを狙っているならハズレ >>732
A面2曲目のボーカル曲が良くなかったな。
「ストラスブルグの聖堂」「バース」を期待していたファンにとっては、肩透かしをくらわされた感じ。 A2の曲だけPierreの特徴を継承したColin Allenだよね。なんでこんなことしたんだろう?
面白いのはこのバンドを仕切っているのがギターとオルガンというメロディ側のせいか、
リズム側がその特徴を変えると、作品の質そのものが変わってしまう。テイスとヤンの
衝突の緩和剤がリズム隊だったんじゃないかなあ。
Motherはすごくいいアルバムだけど、初期のイメージが固まっているせいか、ファンはこの滑らかさに
戸惑いと抵抗でもあったか、自国チャートも悪く、結果は残念なことになってしまった。
やりつくしたと出て行ったヤンというおまけもある。でも全作中べストに入れていい出来だと思う。 >>739
肩透かしはわかる
でもSoft MachineのLand of Cockayne聴いたときほどのなんじゃこれ感はなかった
なんのかんのといって一番聴いたのはMother Focusなのも確かだし
レコード擦り切れるほど聴いて(当時はカートリッジ安物だった)、あわてて買い替えに走ったら
国内版既になくて輸入版探しに苦労したw Philip Catherine Selected Works 1974-1982
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HVLJE 昨日ツタヤに行ったら突然悪魔の呪文が店内に鳴り響いた。
周りはフォーカスとは一番縁遠いおばちゃんばかり。
おばちゃん方は本を立ち読みしながらあのヨーデルを聴いて何を想った事だろう。 \16000位なら一枚換算\600位か。悪くはないけど、ダブりも多いなあ。
Focus未発音源たっぷりなら興味あるけど、Janだけだと迷うなあ。
SantanaもLive集大成というとんでもない企画を出したけど、これから増えそうだなあ。
次はJeff Beck、Clapton,あたりかな? 知り合いから教えてもらった確実稼げるガイダンス
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CO9 さっきGoogleプレイミュージックでフォーカスのアルバムみたら あまりの枚数の多さにビックラこいた 新作が来てるんだ
イエスみたいなジャケットアートだな
1曲目のWho's Calling?ってまさか青い旅路に収録されてる曲のリメイクかな
大好きな曲だから聴いてみたい >>751
イエスみたいどころか前作からジャケはロジャーディーンだよw
1曲目は>>751の予想通りでリメイクしてるよ、曲調全く違うから好き嫌いあるかもだけど
名曲的なものが足りないだけで一定以上の質で未だにアルバムを出せるからすごいバンドだ Xはいいアルバムだったし新作もベース以外同じラインナップのようだから期待できそうだね
8以降のギタリストはみんなスタイルが似てるけど特に現行のMenno Gootjesって人の演奏は好きだな たしかな情報ではないけど、Roger Dean本人はもう現場にタッチしてなくて、プロダクションの
チームが創作からすべてを作り上げてるそうで、初期にあったデザインとは微妙に
ずれてきてると聞いたことがある。もしかしたら現Yesも。どうりでワンパターン化してるのと、
個性が薄れてきてる感じが・・・・・・・・・・・・。 青い旅路がMusic on CDからバラ売りで再発
ttps://www.amazon.co.jp/dp/B07NRF19HT フォーカスの来日公演が決定 結成50周年記念特別公演
http://amass.jp/121994/ ヤン・アッカーマンが再加入すれば、祭になるのにね。 ひょっとして死んだの知らん人いるの?
んな事ないか。
昨今の呼び屋の動向鑑みるに生きてたら再編来日もあったかもな >>755
その「青い旅路」未聴なんだけど、いい? 評判ではがっかりの声が多いんだけど。
この二人はその後、きっちり別れてしまうし、あまりこのセッションよくなかったんじゃあないの? 青い旅路は大好き
それまでのフォーカスのサウンドとは毛色が違うけど、タイスの書くメロディが好きならRussian RouletteとWho's Callingの2曲だけでお釣りが来ると思う
ヤンはインタビューで当時を振り返って「自分のことを天才と思ってる人間(タイス)とは一緒に仕事できないよ」とか怒ってたけどねw
でもその後もたまにライブで共演してたりするからパープルのリッチーとギランほどの不仲ではないんだろうね アッカーマンて聞くと、新田たつおの漫画しか思い浮かばん 新田たつおの漫画って、たけしのギャグに似てないか? Focus『In And Out Of Focus』(1971年)
ファースト・アルバムだけど、ほとんどの日本人は、他のアルバムを聴いてフォーカスのファンになった後で、最後に買うアルバムなんだと思う。
インスト中心のバンドなのにボーカル曲ばかりなので、自分の抱いていたイメージと異なり、このアルバムは嫌いというファンが多いんじゃないかな。
発売後50年経過した現在聴くと、よくできた曲なかりで好印象のアルバムです。 拙僧はフォーカスのアルバムの中では、これが一番好きじゃ。 >>776
まだコンセプトが手探り状態なのとアッカーマンが神がかって無いところが魅力。 ふたつのインスト曲"Anonymus""Focus (Instrumental)"は、次作以降のインストと比べても遜色ない。
後者の後半のフルート・ソロのバックの演奏は、興奮するな。 Focus『Focus II / Moving Waves』(1971年)
最高傑作らしい。1曲目のコミック・ソングを除けば……。
僕の場合、輸入盤で買ったLPが傷だらけで、落ち着いて聴けるような盤ではなかった。
盤の悪いイメージが強烈で、いまだに大嫌いなアルバム。 次作の"Sylvia"は歌謡曲っぽくて好きじゃないけど、
本作の"可愛いいジャニス / Janis"は絶品。 "Focus II"と"イラプション / Eruption"は、代表作といってよい傑作。
日本盤は"Moving Waves"をアルバム表題に選んだ。悪い曲ではないが地味なボーカル曲。
ファースト・アルバムのボーカル曲の方が、拙僧の好みに適っている。 最近は「タイス・ファン・レール」とか「テイス・ヴァン・レール」という変な表記をするけしからん者がおる。
これでは誰のことなのかわからない。
正しい日本語表記は「タイス・ファン・レア―」である。
正しい日本語表記は、最初にフォーカスのファンになった昭和が決める。
平成以降の者は、昭和が決めた表記に従っておればよい。 ♪ \\ ♪ あ〜あああ〜ああ〜〜〜遵守しま〜す〜 ♪ // ♪
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U U U U U U U U U U U U Focus『FocusV』(1972年)
いかにも70年代初頭のサウンド。
自分はこのアルバムは買っていなかった。
日本盤の2枚組LPは、ぼったくりだったからだ。 冒頭の曲"Round Goes The Gossip"は、かっこいい。 >>781
シルヴィアが歌謡曲っぽいんじゃなくて、この曲はパッヘルベルのカノンの翻案なんだよね。
いわゆるカノンコードってヤツ。これをパクった歌謡曲の一発ヒットがたくさんあるから(詳しくは
歌ネタ芸人マキタスポーツのネタ参照)歌謡曲っぽく聴こえちゃうわけ >>789
日本語でおk。
Sylviaを歌謡曲っぽいと言うのは、ブルース・スプリングスティーンのハングリー・ハートを聴いて佐野元春の
サムデイっぽい、って言うようなもん。大元にフィル・スペクターがあるのにね、っていう それは貧乏人が血筋の良さを誇っているのと同じだろう。
血筋は良くても、現在は貧乏人だろう。 Focus『Focus at the Rainbow』(1973年)
フォーカスの人気を決定づけたアルバムは、実はこのライブ盤。
1973年のプログレ界は豊穣な年でで、3月にキング・クリムゾンが「太陽と戦慄」、ピンク・フロイドが「狂気」を、
4月にイエスが「イエスソングス」を、5月にはマイク・オールド・フィールドが「チューブラー・ベルズ」を、
10月にジェネシスが「月影の騎士」、イエスが「海洋地形学の物語」を、
で、極めつけでELPが11月に「恐怖の頭脳改革」を発表してる。
フォーカスのライブは10月の発表であるが、前年ぐらいまでのロックのライブ盤というと、音質が悪いか、演奏が悪いかのどちらかで、
『Focus at the Rainbow』は音質・演奏内容ともに素晴らしかったので、当時"最高のライブ"ともてはやされていた。
1973年は録音技術の進化の面でも大きな飛躍があった年なんだと思う。
ロックは1973年がピーク。翌年には没落が始まる。77年がパンク・ロックの年。つまり、自分がロックを聴かなくなった年。 プログレは良家の子女でも聴くけど、パンクは貧乏人と低能児しか聴かないからな。 ∧_∧
( ´Д`) <遵守しま〜す〜 ♪
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〈 く / / ::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:.:。:.:,
. \ L ./ / _::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:,.:.:.:,
〉 ) ( .:: テイス・ヴァン・レール
(_,ノ .`ー' ベルト・ライテル. Focus『Hamburger Concerto』(1974年)
私が選んだ最高傑作。素晴らしい。
"Hocus Pocus"や"Sylvia"を演奏していたバンドと同じバンドとは思えない素晴らしさ。 "Birth"のJan Akkermanのギター・ソロがすごい。
特に最後のソロ。神がかっている。 小生は田舎育ちなもので「ハンバーガー・コンチェルト」のレア−ミディアム−ウェルダンの意味を知りませんでした。
ある日わが家で初めてのビフテキを食べることになりました。
小学生の小生が農協スーパーへナイフとフォークを買いに行きました。
農協スーパーには何種類ものナイフが置いてありましたが、小生はその中の一番安いナイフを買いました。
わが家は貧乏だったので、高いフォークを買って、今月の家計が窮迫してはならないと思ったからです。
ところが、この安いナイフは全然お肉を切ることができないのです。
家族全員で「おかしいな」と首をひねっていました。
家族の誰一人として、それがバターナイフであることを知らなかったのです。 Colin AllenのDrumsは安定感がある。
前任者のPierre van der Lindenのように出しゃばらないから、レア―とアッカーマンの味が一層引き立つ。 >>796
その通り。ただアッカーマンの七不思議で晩年の演奏は予想していたより円熟味とか無い感じが。故にあの時期の演奏は神がかり。 Focus『Mother Focus』(1975年)
リアルタイムではガッカリ。数年後に聴き込んでから好きになったアルバムかな。
まだ高校生で色々な音楽を知らなかったし、フォーカスも『Hamburger Concerto』の一枚しか持っていなかった。
当然『Hamburger Concerto』のようなサウンドを期待していたら、まったく毛色の違うアルバム。
しかも完成度に低いテイクも含まれている。高校生には人気がなかったですわ。
"I Need a Bathroom"にはブーイングさえ生じていた。
意外に出来が佳いのがBert Ruiterの曲。"Soft Vanilla〜Hard Vanilla"の流れは大好きです。
ほかに"No Hang Ups"というフォーカス随一の名曲もありますが、オリジナルではない。
このアルバムを最後にヤン・アッカーマンは脱退。そんな空気が漂うアルバムです。
まあパンクやディスコやテクノよりは100倍良いけど。 この時期は、クイーンのマーチ・オブ・ブラック・クイーンやボヘミアン・ラプソディをプログレの代用として聴いていたな。
知能指数が高いので、曲の構成が単純で覚えることが少ないと、頭脳が悲鳴をあげるんですわ。 アッカーマンはヤッターマンの親戚のような苗字なので、高校生には人気がありました。 "Tropical Bird"は抒情的な曲だ。単純な構成なのに聴いている者の感情を変えてしまうだけの力はある。
しかしCDになってから音が佳くない。アナログは、もっと良かったぞ。 なんでこんなに急に書き込み増えたんだ?
電通のステマか? Focus『シップ・オブ・メモリーズ〜美の魔術 / Ship of Memories』(1976年)
76年にはすでにアッカーマンはグループを去っているが、アルバム未収録曲を編集した盤なので、
全曲でアッカーマンの演奏が聴ける。
メンバーが公表する気のなかった録音なので、他のアルバムに比べるとそれなりですが、
よその才能のない音楽家の演奏と比べると、フォーカスのアウトテイクの方が優っているのは当然なので、聴きごたえはあります。
「買い!」に属するアウトテイク集です。 LP時代は録音年が異なる演奏を集めたベスト盤とかアウトテイク集が大嫌いでした。
レコーディング技術が日進月歩の時期なので、2年前の録音はすごく古臭く感じていた。
全部古ければ問題ないですが、古いのと新しいのが混在していると、面白くなかった。
現在聴くとまったく問題なし。誤差の範囲内です。 "Glider"は"Mother Focus"の初期ヴァージョン。
まだプログレ化粧を施す前の普通ロック・ヴァージョンです。
イントロのアコギは、後から出てきたアイディアだったんですね。 『In And Out Of Focus』のアウトテイクも1曲だけ入っている。
リトル・フィートのようなカントリー・テイスト。
Martin Dresden(b)とHans Cleuver(Dr)は作曲もしていたし、この二人がそのままいたら、フォーカスは違った感じのバンドになっていたんだろうな。
ソロ時代のアッカーマンの代表曲"Crackers"は、『Mother Focus』のアウトテイク。
すでにソロで再スタートすることを決めていたアッカーマンは、この曲を温存したんでしょうね。 Focus『新しき伝説 / Focus Con Proby』(1977年)
これはいけません。まだ1曲しか聴いておりませんが、R&B路線というかAOR路線というか……、
要するにレコード会社に「売れ線でいけ」と注文を付けられたようなアルバムです。
内容そのものはそんなに悪いとは思いませんが、こんなサウンドなら別にフォーカスが演奏しなくても、
他に掃いて捨てる程あります。『Moving Waves』の頃の雰囲気は微塵もありません。
おお〜、3曲目はラリー・カールトンかと思ってしまいましたw 『Moving Waves』の頃の雰囲気が微塵もなければ、「悪魔の呪文」のようなダサい曲がないということで、
それはそれでいいんじゃない? フュージョンのアルバムを買ってガッカリするのがボーカル曲なんだわな。
10年に1曲の名曲ならば大歓迎だけど、どこにでも転がっているような普通の曲の場合が多い。
「新しき伝説」も、それと似たような感じ。
インストの出来は良好だけど、ボーカルが出てくると「早く終わって」と思ってしまう。
誤解のないように言っておくけど、P.J.プロビーのボーカルは上手いよ。曲がつまらんのよ。 70年代後半のプログレに不満があるのは、せっかく確立した自分のスタイルを捨てて、
レコードが売れていた(本当に売れていたかどうかは知らないが)路線にあっさり方向転換したこと。
このアルバムは、その典型。
有能なミュージシャンを集めているので、演奏内容の水準は高いが、以前のスタイルが好きだったファンは戸惑うわな。
「別にあんたらが、こんな演奏をせんでもええんでねぇ?」というレコードが連発されていた。 スティーヴ・スミスは歴代ドラマーの中では最高だな。 ボーカル曲の中ではアルバム・ラストの"How Long"が佳曲だよ。
フィリップ・カテリーンのギター・ソロが好調なのにフェイド・アウトしてしまうのが残念。
LPの片面4〜5曲のレコードというのは、どんなに良いプレイをしていても容赦なくフェイド・アウトしてしまうところが糞。
フィリップ・カテリーンには『Splendid』(1978年)というLarry Coryellとのデュオ・アルバムがある。こちらも名盤。
https://img.discogs.com/deDBIwUf1oaHueWY3Y9qpJyc8tE=/fit-in/300x300/filters:strip_icc():format(jpeg):mode_rgb():quality(40)/discogs-images/R-3565919-1408477795-9222.jpeg.jpg Jan Akkerman & Thijs Van Leer『青い旅路 / Focus』(1985年)
フォーカス名義のアルバムではないですが、アルバムの題名が『Focus』。
80年代なので、みんなの大嫌いな打ち込みサウンドです。
(わしは80年代以降は新譜に見向きもしなくなったので知らないのだが、2020年の現在も打ち込み主流なんだろうな)
それはさておき、一曲目の"Russian Roulette"などは『Focus Con Proby』よりもフォーカスらしいです。
やっぱりタイスとヤンの二人がいないとフォーカスらしくない。
2曲目の"King Kong"も佳曲です。花の妖精のような曲のイメージで、どこがキングコングなのかよくわかりませんが……。 打ち込みは大嫌いですが、アッカーマンやフランク・ザッパやジョニ・ミッチェルが打ち込みをやると嫌いではないです。
これは私の露骨な依怙贔屓ですが、良心の呵責はありません。 「ベートーヴェンの復讐」の打ち込みディスコ・ビートを聴いただけで、気分が悪くなってくる。
医学的な意味で気分が悪くなる。
体全体に怒り満ちて、塩化ビニールのLP盤なら、へし折ってやるところだ。 「殿。打ち込みディスコ・ビートだけは、おやめくだされ。こんなことをしておれば、呉は滅亡いたします」
「…………」
「殿。何かお言葉を……」
「…………」
数日後、陸遜は孫権から問責の使者を受けて悶死した。彼の死後も回り続けていたレコード・プレイヤーには、
フォーカスの『青い旅路』が載っていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています