>>152
お手持ちのアルバムはビルが作曲家として脂が乗り始めた頃です。まずは曲の良さと、
スコーンと素晴らしい音色で鳴るドラムに注意して聴いてみましょう。

フィールズ〜なら1,6,8,10曲目が私は好みです。また、5曲目サンプル&ホールドを、
1分50秒目あたりまで早送りしてみてください。ドラムのおいしいフレーズが聞けるはずです。

ワンオブ〜は名曲と凡曲の差が激しいので、趣向をかえて6曲目(B面)のFIVE Gという曲をかけてみましょう。
ジェフ・バーリンのベースがベケベケとファンキーでかっこいいはずです。

ジャズロックの範疇で、ビル先生の作品は文句なしにトップクラスにランクインします。せっかく買ったのですから、
3回といわず、30回は聴いてみましょう。別にながら聞きでも心地よく、正座して聴いても感動するというメセニーみたいな
面もあります。あ、もし気に入ったら残り2枚のソロ(グラデュアリー〜とブラッフォードテープス)も是非。
前者グラデュアリー・ゴーイング・トルネードは3曲目から聞くのがコツ。