フリップが睨みをきかせていて重苦しいヒーローズよりもロジャーのが好きだな。
コンセプトアルバムってのは、どうしても不自由なところが出てくるが、暗いのが
二作続いた後で、今度は少し肩の力を抜いて作ってみようといった感じが出ていて、
エイドリアン・ブリューやサイモン・ハウスのプレイもプログレとニューウェイブの
クロスオーバーみたいなラフで解放感溢れるプレイを聴かせてくれる。
完成度命の人には進めないが、本来のボウイーらしさはこっちでしょう。
間借人てタイトルもノンジャンルで変わり続けるボウイーの本質ズバリだし。